ナースコール ページ10
俺は気づいたしまった。自分の気持ちに
君が大好きなんだ。
まだまだガキンチョの俺
大好きなんて軽いかもしれないけど俺の気持ちは変わらない
君にキスしてしまった時はやらかしたって後悔した
どうしようこれで君に嫌われたら
合わせる顔がない
・
・
その日の夜だった全てが崩れたのは
・
・
A「…はぁ、……はぁ…」
その日の夜だった
蝉の声が鳴り響くその夜に君の体調は急変した
君のことをずっと考えていたその夜
A「はぁはぁはぁ……はぁはぁ」
涼介「A…?」
ただ事ではないと感じとった俺はそばにあった松葉杖を着いて君に駆け寄った
A「はぁはぁ…りょ……す…け」
苦しそうな君は俺の手をぎゅっと握った
握られた手の力は弱々しく
この手を離したら君はどこか消えてしまうんじゃないかと思った
A「はぁはぁ……はぁ」
君の呼吸は次第に荒くなっていき
どうすることも出来なくなった俺はナースコールを押すことしか出来なかった
涼介「大丈夫だぞ。俺はここに居るからな」
俺の言葉は君に届いたのかわからない
でもただ一つ言えること
俺がそういった直後君は俺の手をさっきよりも強い力でキュッと握ってくれた…気がした
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作者名:るるろろ | 作成日時:2019年3月28日 19時