手術 ページ17
手術当日の朝
俺はベッドの上で君の手紙をずっと握りしめていた
この手紙のおかげで君がそばにいるって感じられる
そして俺は気づいたんだ
君の棚の上に置いてあったカレンダー
君が倒れたその日に星印がついていた
きっと君はこうなることがわかっていたんだろ?
俺は君のことを知らない
君がどんな病気でいつから入院してるのかも分からない
それが本当に治る病気なのかもわからない
_君の事聞かせてよ
奈々「涼介くん、そろそろ時間だよ」
俺を呼びに来てくれた奈々ちゃん
俺は君の手紙に『ありがとう』そう呟いて
俺の病室の机の上に置いた
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次に俺が目が覚めたときは見知らぬ病室にいた
膝に感じる違和感を覚え手術は終わったんだと安心した
君と同じようにたくさんの見知らぬ器具をつけられていた俺はきっとここはICUなんだと気づいた
奈々「目が覚めたみたいね。涼介くん、よく頑張ったね。手術は成功したよ!」
奈々ちゃんは俺の手を握ってそう強い言葉掛けてくれた
そして医師に言われた
・
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あとすこしで退院出来ること。
そしてリハビリを頑張ればサッカーを続けることが出来ることを
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作者名:るるろろ | 作成日時:2019年3月28日 19時