7話 ページ8
Aside
『ンッ…いたっ』
目が覚めた。
何処だここ、敵連合の基地…な訳ないよな。
しかもご丁寧に手当てがしてあるってことは捕まったのか…
意識を飛ばす前に抱かれた気がしたがあれはあのデクとかいう奴だったのかな…
ということは身元が割れる可能性がある。
万が一拓につながる様なことがあってはならない。
『逃げなきゃ…』
試しみベットに座ってみたがとんでも無く痛かった
『うっ』
でもやらなきゃいけない…大事なものを守るために。
そう意を決して窓まで行き、二階の窓から飛び降りた
ガサガサッダンッ
『ヴヴッ』
下に木がありクッション代わりになったがやはりとてつもない痛みに襲われた。
でも痛がっている時間はない早く何処か見つからない場所へ…
そう思いながら病院の敷地内をなんとか出た。
あとは誰にも見つからない場所へ…
？「おい、ちょっと待て」
後ろから声を掛けられ振り返ると紅白頭の奴がいた。
こいつ確か建物の外で戦ってたヒーローだ。
ヤバイ、逃げなきゃ
？「お前緑谷に捕まった奴だよな、それにその腕輪、
お前脱走してんのか？」
腕輪？なんだコレ
俺の左腕には機械の様な腕輪が付いていた。
『緑谷なんて奴は知らないし、俺はただ買い物に…』
？「嘘だな。そんな怪我で買い物なんかできるかよ、
それに今お前がいないと緑谷…ヒーローデクから
連絡が来た」
どうしよう、このままじゃ捕まってしまう。
ここは人通りが多いならアイツの個性では不利だ。
走って切り抜けよう、人が多いなら個性を使ってアイツの周りに人を集めりゃいい
ダッ
？「おい！クソッ」
俺は走りながら左で人を触り、痛いが右手で操ろうとする。
『ッ⁉なんで個性が…うまく使えない‼』
うまく扱えない個性に苛立ちを覚えつつ必死に逃げていると、いきなり横から脇に腕を通されて上半身をガッチリとホールドされた。
走るだけでも激痛だった肋骨がさらに痛くなり悲鳴を上げる。
『い’’ッあ"あ"ぁぁっっ』
出「ごめんね、でもやっと捕まえたっ」
捕まってしまった、どうしよう…
拓が…拓に被害が出たら…
そう考えていると再びごめんと言って薬品を嗅がせてきた。
『嫌だ、嫌！離せやめ…ろ』
嫌だと抵抗したがそれも虚しく俺は眠りに落ちて行った…
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空(プロフ) - あゆみさん有難う御座います！頑張ります！ (2020年1月9日 21時) (
レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます ！！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 有難う御座います！初めて書いたのでそう言ってもらえると嬉しいです！ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！ (2020年1月8日 1時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2020年1月2日 10時
