18話 ページ19
Aside
楽しそうに死柄木と遊んだと言った拓。
死柄木は拓が自分から来たんだと言った。
拓「俺ずっとAといたいな」
上目遣いで聞いてくる…何処でこんな技を覚えたんだ
『危ないんだぞ、いい訳ないだろ』
兄としてここに居る事は絶対に許せない。
死「A、ちょっと来い」
死柄木に呼ばれ隣の部屋に移ると、
死「俺らはまだ拓に敵連合だと明かしてない。どうだ
敵だと隠して拓をここに置かないか？」
『拓をここに置く？何言ってんだ良い訳ねぇだろ』
だが、よく考えたらそれも良いかも…なんて思ってしまう。
ここならヒーローが拓に事情聴取しに来ないし、敵だとバレなければ…でも学校に通わせてやらなくなるかも、それに勉強も。
死「トガはいろんな免許を取ってる、勿論教師免許も
だ。個性上、潜入に役立つからな、学校なら沖縄
の今の学校まで黒霧のゲートを使えば良い」
『そこまでして拓を置きたがる理由は？』
トガがいろんな免許を持っているのは驚いた。
それに願ったり叶ったりな話だ、だが拓を利用したいがためなら賛成しかねる。
死「Aを繋ぎ止めるためだ。拓を見ただろう、
お友達として楽しくやってるよ」
確かに楽しそうだった、それにまた自分がヒーローに保護されても拓がこちらにいれば戻ってくるだろう、て事か。
拓と話して決めよう、これは俺だけの問題じゃない。
『拓、教会に戻ろう』
どちらかといえば、やはり安全な場所にいてもらいたくて、この言葉を選んだ。
拓「でも、Aはいないでしょ」
『あぁ、でも…』
教会の人がいると言おうとした時、拓はキッチンにかけて行った。
何するのかと思えば、拓の手に握られていたのは包丁だった。
拓「教会には戻らない、Aと一緒が良い」
『拓やめろ、何考えてるんだ』
止めようと近づくと、拓は包丁を自分の首に近づけた
少し血が滲んで、拓の顔が歪む。
『やめろ拓、わかったから。一緒にいて良いから』
勢いで言ってしまった。
拓「やったー！ありがとう！」ニコッ
俺は随分と拓に弱い様だ、拓は何処からか出てきたトガと手を繋いで喜んでいる。
拓曰く、ここの全員がお友達らしい。
もう少し真面なのは居なかったのか？
否、敵連合の時点で居ないか。
そこから数日が過ぎ、俺には仕事が沢山来る様になった。
俺の個性は万能らしくて、いろんなことに応用が効くらしい。最近は朝から晩まで仕事になった…
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空(プロフ) - あゆみさん有難う御座います！頑張ります！ (2020年1月9日 21時) (
レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます ！！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 有難う御座います！初めて書いたのでそう言ってもらえると嬉しいです！ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！ (2020年1月8日 1時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2020年1月2日 10時
