12話 ページ13
爆豪side
俺がAの部屋に入るとAはベットで本に囲まれながら寝息を立てていた。
まず、飲み水の補充それから呼び出しボタンの確認もしてと言われた。
あのデクが！直前になってあれもこれも言いやがって
そう思いながらゴソゴソとやっていたのだが
ふと、背後から殺気の様な視線を感じて急いで振り向くとAの周りを囲っていた本が一直線に俺の方向へ飛んで来ていた。
BOOOM!!
爆「ぶねぇ！何すんだクソガキ‼」
『……』
Aは何も言わずにじっと俺を見ていた。
『何しに来た』
Aは警戒しながら言ってきた。
爆「俺ん名前は爆豪勝己だ。デクに頼まれて仕方なく
手前の世話しにきてやったんだよ」
『必要ねぇ』
爆「バーカ、ここの決まりだ大人しく従えや」
『チッ』
Aは諦めた様にそっぽを向き本を読んでいた。
しばらくしてAへの接触をすること以外の仕事を終え、Aの右側へ回って話しかけた。
爆「制御装置の点検だ腕出せ」
Aは顔を歪めたが、仕方なくと言う様に腕を出した。
制御装置は大した損傷などは見られなかった。
爆「次だ自傷してないかの確認がしてえからそのシャ
ツ脱げ」
『嫌だ、自傷なんかしてねえ』
爆「るせぇ確認っつってんだろうがやってねぇんなら
早よ脱げや」
『嫌だ』
爆「あぁ？デクの方がいいんか？」
初対面の奴に上裸を見られんのがやなのかと思いそう聞いたら…
『ッ！あんな奴をここへ呼んでみろ、お前の喉を噛み
切ってやる！』
あのデクがここまで言われてるのに驚いた。
そしてデクを呼ばれるくらいなら…と思ったのか嫌な顔をしながらも脱いでいった。
上裸になったAを見て俺は言葉を失くした…
Aの腹や背中には無数の打撲痕、切り傷、更には刺し傷まであったからだ…
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空(プロフ) - あゆみさん有難う御座います！頑張ります！ (2020年1月9日 21時) (
レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます ！！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 有難う御座います！初めて書いたのでそう言ってもらえると嬉しいです！ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！ (2020年1月8日 1時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2020年1月2日 10時
