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73,勇者の貴方なら ページ27

「(人1)さん?」

八百万さんに呼ばれ、
はっと我に帰る。

「パーキングエリアで休憩するそうですわ。
降りましょう」

「あ、うん…」

約1時間はバスで揺られていたと言う事は、
約1時間は考え込んでいたという事になる。

そりゃ考えたくもなるよ…
気が重いもん。

これから起こる事は、皆知らないんだから…

「…つーか、ここパーキングじゃなくね?」

切島君の言う通り、
ここは森の広がる山脈が見渡せる場所だった

そんな時、

「よーう、イレイザー!!」

A組の声でも相澤先生の声でもない
第三者の声につられて振り向けば…

「煌めく眼でロックオン!」

「キュートにキャットにスティンガー!」

「「ワイルド・ワイルド・
プッシーキャッツ!」」

バーン!と効果音がつきそうなくらいの
決めポーズで出迎えてくれたのは

今回合宿にてお世話になる
プロヒーローのプッシーキャッツ。

詳しくは緑谷君が興奮しながら
説明していたけれど、

早口すぎてよく聞き取れなかった。

「ここら一帯は私達の所有地なんだけど、
あんたらの宿泊施設は…あの山のふもとね」

「「遠っ!!」」

皆が異変にざわつき出した。

―蒜饑茲詫擇遠く
中途半端に降ろされた現在地
晴天の青空 ←関係ない

この条件から察するに、
雄英の恒例行事。

「悪いね、諸君」

『もう始まっちゃってるよパターン』
とやらが、私達を崖の下まで放り投げた

「うわぁあぁああ!?」

地面が乱れ、波乗りのように
流され、そこら中森だらけで

さっきまでいた場所とは
かけ離れすぎていた

「今から3時間、
自分の足で施設までおいでませ!!」

この、魔獣の森を抜けて。

マンダレイは最後にそう言い残し、
姿を消した。

無茶苦茶だ!!

「み、峰田君?どこいくの!?」

緑谷君の声に自然と視線を向けた。

すると、岩陰があって
えらくデカイなぁと思ったのもつかの間、

え、今動かなかった?

「まっ…」

「「まままマジュウだーーーーっ!!」」

巨大な魔獣は
口田君の個性を苦ともせずに

大きな足をこちらに振り下ろした。

しかし、それと同時に動く4つの影。

「なっ…」

次に瞬きした時には
その魔獣はいとも簡単に崩れ落ちる

そこには、一撃で魔獣を仕留めてしまった
緑谷君達の後ろ姿。

「緑谷君…っ」

いつだって
不安をかき消してくれた貴方なら

これから起きる苦難にも
乗り越えるだろうか。

その背中がどうか
消えて無くなってしまわないようにと

静かに祈った。

74,合宿初日→←72,拭えない後先



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無希(プロフ) - 愛花さん» ありがたきお言葉をありがとうございます!この上ない幸せです…ヒロアカ良いですよね!原作をリスペクト出来る作品であり続けたいと思っています!ので、頑張ります!!コメント頂きありがとうございましたー! (3月7日 1時) (レス) id: 4a49e8f9ee (このIDを非表示/違反報告)
愛花 - 最高です…!ヒロアカ大好き! (3月6日 10時) (レス) id: e76711cd26 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 蚊さん» 自分らしく、と言うのはとても難しいですし、そう簡単に出来る世の中ではありませんが、私は貴方様を応援しています!!私もこの作品を通して貴方様に出会えて本当に良かったです!何かあったら、またいつでも いらっしゃって下さい!本当にありがとうございました! (11月30日 15時) (レス) id: 285300d98d (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 蚊さん» ひゃああ本当ですかありがとうございます…そして生きてて下さってありがとうございます。どんなに周りが言っても、一番辛くてキツイのは貴方様です。だから貴方様の事を理解してくれない(最低な)担任の先生に左右されず、自分らしくいて下さい。 (11月30日 15時) (レス) id: 285300d98d (このIDを非表示/違反報告)
- これからも頑張って! (11月28日 21時) (レス) id: 246313809f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無希 | 作成日時:2017年3月4日 0時

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