鏡の国のティーパーティ (ページ45)

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ジャックハートside※春と秋と水晶の入り乱れ注意ページ45

JH「エイトフットォー！ここにすっごいワンダーな音楽があるよ！海の映像だ！」
EF「それ関係あんのか？」
JH「体内時計のアラームにしてたみたい。」
EF「…げ。よっぽど起きなきゃって思ってたのか。アイツ。」
JH「あ、これエイトフットのいとこじゃーん。」
EF「コイツ、夢でAと会ってるか？」
JH「んー、どれどれ。……あ、話してるね。相手も覚えてそうだよ。」
EF「……クッソうるさいけど行くか。」
JH「面白そうだし、何より頭がワンダーな感じがして、親近感を覚えるよォ。」
EF「どちらかというとポップだ。アイツは。」

すごくイヤーな顔をしたエイトフット。

OC「ジョォォォー！！！！」
EF「ダァカァラァー！ひっつくなァァァ！」
JH「親友とスカー並みだね。」

ワンダーランドのお茶会並みのうるささ。

EF「で、だ。オーシャン。お前の夢の中でAに会わなかったか？どうせ今俺が来るまで寝てたんだろ？」
OC「んー、会ったよ。あ、あぁ！！思い出した！伝言頼まれたんだよ！最っ高にポップな伝言だったね！」
EF「んなこたどうでもいい、内容は？」
OC「ポップじゃないなぁ。夢の泉で待ってるって！」
JH「夢の泉？僕のところは涙の海だけだなァ。」
EF「俺も知らねぇな。」

しばらく考えても良いアイデアは浮かんでこない。

JH「あのAが僕らの知らないところの名前残すはずないもんね。」
OC「でもリゾートに夢の泉っていうのはないよ？」
EF「英語だと、ファンタジースプリングスか？」
JH「ないねぇ。」

⁇「冒険とイマジネーションの海を旅する皆さん、こんにちは！」
EF「俺こいつのこと知ってるぞ？」
OC「クリスタルブルーだァァ！！」
CB「ヒューゴーさんがお世話になってますね。そちらのお二人は？」
JH「ヴィランズ界のエンターテイナー、ジャックハートだよ！」
EF「こいつの従兄弟のエイトフットのジョーだ。」
CB「ジャックハートさんとエイトフットさんですね。私はクリスタルの世界からの使者、クリスタルブルーです。以後、お見知り置きを。」

さて、と肩からかけていたカバンの中身を取り出し、オーシャンに渡す。

CB「夢の海の新エリアについての詳しい話が出たのでお伝えしにきました。こちらの方、しっかり読んでいただければと思います。では。」
OC「あ、ありがとう！」
CB「いえいえ、お二人もお気をつけて。」

謎の手紙。中を開くとそこには。

『夢の泉、ファンタジースプリングスのエリアができることが正式決定しました。』