鏡の国のティーパーティ (ページ32)

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Under the sea ページ32

「あーあ。つまんなぁーい。」
EF「つまんねぇとか言ってんじゃねぇよ。おまえも一因だろーが。」

海に生きている、いや、1人は海で生きていた2人組はマーメイドラグーンを歩き進めていた。グダグダと話しながら中へ向かう。

EF「アースラ様に会ってからいくか？」
「なに、会えんの？ここから？」
EF「アースラ様が映る鏡があるらしいぜ？」
「マジか。会いたいの？ジョーは。」
EF「まぁな。本物なら。」
「じゃ行こうよ。」

そうしてアリエルのプレイグラウンドに足を踏み入れた。

「ジョー、これいいじゃーん！」
EF「嫌だ嫌だ！これ魚食う奴らの網じゃねぇか！下手すっと俺らもかかっちまうんだぜ⁈」

反応が面白い。

「うっわー。まさにあの子のプレイグラウンドだね。キラッキラしたものがいっぱい…！」
EF「あ、あのクソガキの銅像もある。壊そーぜ」
「だめだめ！何があるかわかんないでしょ？」

EF「ここ面白ェよ！影が一定時間残ってやがる！あ、あのカニ。食ってやろ。どこにいんだ！」
「演出よ！ここにいるわけじゃ無いの！」
EF「つまんねぇの。」

EF「お、シードラゴン！そっくりじゃねぇか！まあ、契約に逆らった奴らがいねぇからちょっと殺風景だけどよォ。」
「ジョー、明らかにテンション上がってるわね。」

そうして歩き続けて、目の前にはアースラ様の趣味な感じの鏡が置いてある。

EF「うわっ、それっぽいな。」
「そこの光った貝を押すらしいよ。」

カチ。

EF「何も出ねぇな。やっぱダメか。」
「ここ、鏡の国だからね…ん？鏡の国ってことは…！」

後ろを振り返るとゲストが。

ゲスト「え、エイトフットとクリアさん！」
EF「俺もさんを付けろ！」
「んなこと言ってる場合じゃ無いでしょ！
どうかこのことは内密にね！」

小さなゲストと、そのゲストのお母さんが頷く。

さてさて。

どうやって戻るのよ！

とりあえず押してみるか！

こうなればなるようになれよ！

カチ。

静けさが戻る。

EF「あー。焦ったわ。」
「もう！あんなことで怒ってる場合じゃないんだからね！」

バリバリエンジョイしてる。ゲストって楽しいからね。

「ここにいるんじゃない？」
EF「ここかァ。”マーメイドラグーンシアター”？」
「マーメイドのみなのね。」
EF「しゃあねぇよ。トリトンのやつが作ってんだからよ。」
「行くか、人魚のみのシアター。」
EF「最高のバトルものの上映だな。ヴィランズが勝つんだからよォ。」