17,一抹の不安というか ページ18
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──そして、かくかくしかじか無事(？)に部屋割りくじ引きは終了し……。
「と、いうわけで部屋割り決定！ 長い付き合いになるかと思いますので、くれぐれも後引く喧嘩などはしないように！ オーホッホッホッ」
──目の前で既に起きそうなんですけど……！？
名前の入ったマグネットが選手分貼り終えられた(似顔絵はAだけだった。何故)ホワイトボードと、目の前で不良感満載の睨みを利かせあう２人とを代わる代わる見つめながら、Aは心の中で悲鳴を上げた。
「神」と「悪魔」の一見相容れなさそうなペアは、じっくり顔を突き合わせてみてもやはり合わなかったらしい。Aにとって薄々察しの付いていた事態ではあった。
絶対合わない──けれど、お互いがポテンシャルの高い強力なストライカーであるがゆえに、プレイが噛み合い連携なんて取れた日には最強のコンビになれる……気がする。しかしいきなり相部屋は段階を二、三個ぐらい一気にすっ飛ばしているのではないか。
「俺は今狙ってた部屋が取れなくて機嫌悪ぃんだよ」
「ハッ、そいつは奇遇だな。俺も今そのせいで最高に気分が悪ぃ」
「えっ！ 気合うじゃん！！」
「「合わねえよ！！」」
「ええ……」
めちゃくちゃ合ってるじゃん、とか言って怒鳴られるのも御免なのでAは大人しく口を噤む。
何だかんだ名コンビ爆誕の予感だ。後はもう彼ら自身と成り行きに任せるとして、今のAがやや気がかりなのは──。
「隣だねA、一緒に寝るのって小４のお泊り会以来かな？ あっそうそう、夜どこかに出かけるときは絶対僕に声を掛けるんだよ？ 分かった？」
「A、よろしく。寂しくなったらいつでも呼んでくれよ……ふふっ……あっ悪いちょっと嬉しすぎて」
Aのお隣２１３号室が、
もはやツッコミを諦めどこか遠くを見つめるAに、我らがキャプテン・円堂守が明るく声を掛けた。
「おっ、A部屋近いな！ 何かあったら遠慮せずに何でも相談に来いよ！」
「ぜひぜひっ！！」
(眩しい)
(勝ち目なくね？)
──すっかり表情の晴れたAと、２１３号室を逃し咽び悲しむ者達の対比がえげつないことになっている中、波乱の部屋割りくじ引きタイムは幕を下ろしたのだった……。
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ヒメアミ(プロフ) - 尊都さん» ほ、本当だ……！(↑)が1文字分ずれてました……！！すみませんすぐに訂正します🙇♀️ご指摘コメほんとに助かります、ありがとうございます！！✨ (10月17日 14時) (
レス) id: a3a881f0ea (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ひややっこさん» ほ、ほんとですかめっちゃ嬉しいです……！！！！！！🥹💓私もはずみんと同じ空間に存在したい人生でした…………応援ありがとうございます！これからも引き続き頑張ります！！🔥💪🏻 (10月17日 14時) (レス) id: a3a881f0ea (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 33話のアッキーに訂正するはずみちゃんのイントネーション設定と違くないでしょうか？ (10月17日 0時) (レス) @page34 id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
ひややっこ(プロフ) - めっちゃ面白いしはずみんちゃんがめっちゃかわいいです！！！！！皆の気持ち分かる…これからも応援させてもらいます！！📣 (10月16日 23時) (レス) id: 38a6d254ff (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - みい・フローラさん» コメントありがとうございます！！ う、嬉しすぎる〜〜……！😭これからも楽しんでいただけるよう頑張っていきます！💪 (10月10日 22時) (レス) id: a3a881f0ea (このIDを非表示/違反報告)
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