依存疾患３

第124話 ページ34

貴方side

〜朝練終了〜

仁王「A今日はどんな髪型がええかの？」

貴方「んー、別にいいよ。今日は結びたくない気分だし。あ、荷物持たないで」

仁王「………ぇ?」


雅治の顔を見ると申し訳なくなっちゃうから顔を見ずに言った

〜休み時間〜

ガララッ

丸井「A！！お菓子持ってきたぜぃ！！」

貴方「ごめん、今日はあんまり食べたくない気分なの」

丸井「嘘だろい？……なんでこと……ジャ「ブン太！！もう授業始まるぞ！」……」

ブン太の泣きそうな顔に罪悪感

〜昼休み〜

お弁当を食べてると蓮二が心配そうに話しかけてきた

柳「A、なぜ今日の朝練の時にベンチにいなかったんだ？」

貴方「一応マネージャーだし、これからは自分から仕事をしようと思ったの！」

成長した姿を褒めて欲しくてえっへんと言う風に言ったけど

柳「目の前にいなくなると心配になるこれからは報告しろ」

むぅ…なんで？

貴方「別に私の自由だから報告しなくてもよくな……！」

めっちゃ開眼して見られた

真田「キエェェエェ！！A！！何故だ！！」

突然弦一郎が叫んだ

真田「A！！俺たちが何か気に触るようなことをしたか！？」

昨日柳生君にされたけど言わない方がいい…


貴方「えっ…いや、別に」


真田「なら、そのよそよそしい態度はなんだ！」

うっ…

このままじゃダメだからですーなんて言ったらきっと滅茶苦茶怒られる


貴方「あの、そのなんていうか…………幸村「あのミーハーの所為だよ｣……えっ｣


精市は真剣な顔で的外れな事を言った。

幸村「みんな許せないよね。あの女ときたらAの悪い噂を流した挙句俺たちとAの仲を引き離そうとするなんて」

確かにそれなら理由になるかもだけど全然関係ない…

真田「そういう事か！すまないA。気づけられなくて」

柳「それは許せないな」

丸井「ころす…」

仁王「…プリっ」

柳生「まさかそんな事になっていたなんて…」

ジャ「とりあえず本当か分からないんだから落ち着こうぜ」

ジャッカル以外まともじゃないな

みんな誤解してる

なに柳生君が1番驚いてるんだよ

踏まないぞ

ガシッ

貴方「ﾋｪ…」

精市が私の肩を掴んできた

幸村「A。俺の言っていることはあってるよね？」

精市は有無を言わせないよ様に言ってきた

痛い…

肩がギリギリ言ってる

幸村「A？……あぁ、あいつが怖くて声が出ないんだね…可哀想に。脅されてるんだね」

優しくハグをされた

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