依存疾患３

第123話 ほぼ幸村side ページ33

貴方side


柳生君の爆弾発言のあの私は適当に流して定期的に柳生君を踏むことになった



普通にドン引き


ドン引きだよ


でも、やっぱりこのままじゃだめだ


みんなの為にもわたしの為にも

元々、私はただのマネージャーなんだから距離置いてみようかな…


〜〜朝〜〜

幸村side


朝はいつも通りAを迎える為に家の前で待っていた



がちゃり


Aがドアを開けた


やっぱり今日もすごく可愛いな。
毎日見てるけど毎日見惚れる位綺麗だ……


でも、今日はいつもと雰囲気が違う


よく眠れなかったのかな？



幸村「Aおはよう。顔色が悪いけど大丈夫？昨日はよく眠れた？……どうしたの？早く荷物ちょうだい」



貴方「ごめん。わたし今から自立しようと思うから荷物持たなくていいよ。ありがとう」


え…

グッと拳を笑顔で拳を握るAと対照的に深い絶望感を感じる


俺たちのAがそんなことを言うはずがない


幸村「ご、ごめん。よく聞こえなかった…なんて言ったの？」


大丈夫、落ち着け精市

絶対に聞き間違え…もしくはAの可愛らしい冗談だ


貴方「？だから、もう荷物も持たなくて良いし送り迎えもしなくていーよ。面倒だったでしょ？」


………なぜ？


まるで地面が一気になくなったみたいな落下感に陥る


何故だ……

何故Aが突然こんなことを言うんだ



考えろ
絶対に原因があるはずだ









、








、









、

貴方「精市？」









、









、









、
わかった…

アイツの所為か



貴方「おーーい！精市？？ずっと家の前で立ってるけど具合悪いの？」


Aが手を振りながら心配してくれてる…

嬉しいな

幸村「あぁ、もちろん行くよ。…………A安心して。これからは俺たちとAの関係は誰にも崩させないから……」



俺はそう言って無理やりAの荷物をもって手を繋いで学校に行った

貴女「えっ…ちょっと…なんなの？」

貴方(嫌な予感しかしないんだけど…)




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