7 - WZ side - ページ9
駅の近くを散歩してると、急いでコンビニに入る綺麗な女の人を見かけた。
僕もお腹が空いていたから、ついでにコンビニに入ると、さっきの女の人とジョンハンらしき人が話している。
ちょっと不安だけど
wz「あれ?ジョンハン?」
声をかけると、女の人が振り向く。
くりっとした目に、サラサラのストレートロング。それに、白い肌、半開きの口。
すごく綺麗…。
ドキドキドキ…
心拍数が上がる。
JH「…ウジ?なんでここに…散歩?」
ジョンハンが言う。
wz「うん、散歩。なんでここにいるの?」
JH「お菓子を買って、シェアハウスに帰るとこ。」
wz「女の人連れて?」
貴「そういうことになる…のかな?」
すごく滑らかな、水のような声。
きっと、この人が、ジョンハンが寝言で呟いてるAさんだろうな。
でも、女の人は、ジョンハンの方しか見ない。
僕の方を向くと顔は下を向いて、ジョンハンの方を向くと顔は上を向いて。
僕の方は見てくれないんだね。
JH「ウジも一緒に帰ろうよ。ね、いいでしょ?Aさん。」
貴「うん。いいけど。」
やっぱりAさんって言うんだ。
JH「会計終わったよ。時間とらせてごめんね。」
貴/wz「ううん。大丈夫。」
あ、ハモった。
少し、苦しかった。
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子犬子猫 | 作成日時:2016年7月24日 19時