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貴「私、ウソなんてついてないわ!何が言いたいのよ!私は必要なくなったって、そう言いたいの?!いらないから、出てけって言いたいわけ?!」
私の視界は、涙でゆがむ。
ジョンハンは、私の泣きそうな姿を見て、私の目に溜まった涙を拭きとろうとした。
私は、伸びてくるジョンハンの手を払いのけて言った。
貴「触らないでよ!!結局は、遊びだったってわけでしょ!私が、簡単についてきそうだから!」
ジョンハンは、私に笑顔を向けた。
JH「うん。そうだよ。Aの事は、遊びだった。」
その笑顔にイラッてきた私は、ジョンハンの頬を叩いた。
ジョンハンは、驚いて私を見つめる。
貴「私の気持ちを踏みにじって・・・!あんたなんか、死んじゃえばいい!!」
誰かが立ってるドアを通りぬけて、急いで宿舎を出た。
どうして、あんな人に惹かれてしまったのだろう。
私は、自分の気持ちにウソを吹き掛けて、納得させようとしていた。
私が、傷つかない為に。
あんな最低な人を好きだっていう、暗示をかけて。
公園についた私は、ベンチに座って、泣き崩れた。
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:子犬子猫 | 作成日時:2016年7月24日 19時