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目が覚めた。
誰かのベッドで寝ていて、周りには、ジョンハンとジスさんとブスン。
なにがあったの？
声を出したつもりだった。
どうやら、喉がカラカラで、唾液も出なければ声も出ないようだ。
私は起き上って、紙に書く。
『水飲みたい。じゃないと声でない。』
見せると、ブスンが持ってきてくれた。
私は、水を飲んで、声を出そうとする。
貴「・・・・・・みんな、集まってどうしたの？」
よし。
JH「A、ごめん。倒れたの、僕らのせいなんだ。僕らがAに無理させちゃって。」
JS「Aさん、ごめんね…？」
SG「Aヌナ、ごめんなさい。」
何事？
・・・あぁ！
あれか。
確か…ジュンさんと話してて、疲れたから、意識を手放したんだっけ。
そっか、それで倒れて、謝りに来たんだ。
なるほどね。
貴「別に、私は大丈夫だから。」
JH「・・・そう言うと思った。ごめん、ジス、スングァナ。僕とAを、二人きりにしてくれないか？」
唐突にそう言ったジョンハン。
なんで？
JS「・・・分かった。行くよ、スングァナ。」
SG「ヒョン、どうして…」
JS「僕の大切な親友の頼みなんだ。それくらいはいいだろ？」
そう会話して、部屋を出て行った。
私は、閉まりきったドアから、ジョンハンに視線を移す。
貴「どうしたの？いきなり二人きりにしてくれなんて。」
JH「ホントにごめん。僕、Aの彼氏なのに…Aを心配することができなかった。」
貴「私はいいんだって。」
JH「僕は、Aを傷つけることしかできない。」
え・・・？
貴「・・・何、言ってるの？私、ジョンハンの彼女で幸せなんだよ？」
JH「違うんだ・・・。僕が耐えられない。悲しい時も、寂しい時も、僕らのために、僕のために、自分のために、明るく振る舞っているのが、僕は耐えられない。」
貴「どういうこと？私に、一生悲しんでろっていうの？私に、悲しみ以外感じるなっていうの？！笑うなっていうの？！？！怒」
ジョンハンの言葉に、怒りだしてしまう私。
確かに、心配させないために、みんなに余計な負担を掛けさせないために、常にポジティブでいられるように私は明るく振る舞ってたよ！
それ以外にすることは、私にないから！
だから、ガッカリさせない為に笑ってたよ！
それを辞めろって言ったら、私はやることが無くなって、必要性を感じてもらえなくなる！！
JH「自分に、ウソをついてほしくないんだよ。」
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (
レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2016年7月24日 19時
