４６ ‐JHside‐ ページ46
急に呼び出されて、行くと、ジフナの説教が始まった。
なんだろう。
それしか考えてなかった。
Aの事をちゃんと考えてなかった。
仮にも、彼氏なのに。
僕らの所為で、Aは倒れた。
僕らが、いつもどおりにショッピングしたから。
Aと、僕らの体力の差に気づいてなかった。
…僕らの所為で、僕の所為で、Aは・・・・・・。
駄目だな、彼氏できてない。
僕じゃなかったら、Aと付き合ったのが、Aの好きな人が、僕じゃなかったら…少しは変わったのかもしれない。
ジフナみたいな、男前で何でも出来て、彼氏の僕よりもAに気を配っている人が、Aの彼氏だったら・・・Aは、倒れなかった。
でも、Aをあんなにしたのに、僕は、僕の手は、Aを放そうとしない。
Aの事が好きでたまらない。
少し離れるだけでも、すごく苦しい。
救いようのない僕がいる。
JS「ハニ…Aさんの目が覚めたら、謝ろうね。それと、僕、Aさんは諦めないからね。」
JH「そうかよ・・・勝手にしたら。」
今は、自虐したい気分なんだよ。
お前、馬鹿なんじゃないのって。
もし、Aが怪我したら、お前のせいなんだぞって。
Aを助けられなかったら、彼氏失格なんだって。
もう、話しかけられるのも嫌なんだ。
もし、ジスみたいな、紳士的で歌が上手くて、いつでも癒してあげることができて、彼女想いで、
優しい人が、Aの彼氏だったら、Aを傷つけなくて良かった。
僕は、Aから離れるべきだ。
これ以上一緒にいたら、何度も、Aを傷つけてしまう。
Aを傷つけるのは、僕がAから離れる時で最後にしよう。
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (
レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2016年7月24日 19時
