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色々あって、忙しい一日はもう終わりに近づいていた。
SEVENTEENの宿舎に帰ると、各自ご飯を食べ終わって部屋に戻っていた。
リビングに行くと、ソファに座って目を閉じているスンチョルさんがいた。
貴「…スンチョルさん。遅くなってごめんなさい。」
SC「ん…。あ、全然大丈夫だよ。お帰りなさい。ご飯はどこかで食べてきたの？」
貴「ただいま。…オンニに誘われて、食べてきました。待たせてごめんなさい。」
SC「大丈夫だって。…何か、相談があるんでしょ？」
私は、スンチョルさんの向かい側に座ってうなづく。
すると、スンチョルさんは、急に立ち上がってキッチンに行った。
SC「外、寒かったでしょ？」
そう言って、私の前にココアを置いた。
ま、確かに寒かったけど…私居候してるんだし、別にここまでしてもらわなくても…。
貴「あ…ありがとうございます。」
SC「多分だけど…Aさんが悩んでるのって、スングァンの事でしょ？」
私はココアを飲みながらうなづく。
貴「…。私、スングァンさんからしたら、邪魔な存在でしかないっていうのは分かってるんです。
それでも、私はジョンハンのそばにいたくて。ここにいたいけど、スングァンさんの迷惑にな るなら、いたくないっていうのが…私の正直な気持ちです。」
SC「そっか…。」
スンチョルさんは少し考えるそぶりをして、口を開いた。
SC「スングァンはね、お子ちゃまなの。Aさんが来てから、みんな生き生きしてるなって
俺は思う。みんな元気が出たし、メンバーが悩んでる姿も見なくなった。スングァンは、自分 の声のコンディションで手一杯だから、状況が理解できてないんだと思う。」
私をちらって見てから、言った。
SC「スングァンからしたら、Aさんは、自分たちの中に入ってきた知らない人って感覚なん じゃないかな。そうだな…Aさんから、スングァンに構ってくれないかな？そしたら、 スングァンも安心すると思うんだ。あいつ、ほぼ本能で動いてるからさ…。」
貴「そうですね…わかりました。スングァンさんに絡んでみます。」
なんか、遠回しに嫌いって言われた気分…。
傷つくわ…。
よし、明日から、スングァンさんに絡んで絡んで、タコのように絡みまくってやろう！←
絶対嫌われるわ…。
貴「話、聞いてくれてありがとうございました。おやすみなさい。」
SC「おやすみ。」
今日はスングァンさんの近くで寝た。
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (
レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2016年7月24日 19時
