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14 - JH side - ページ16
Aの部屋を出ると、Aが歩いていく。
段ボールの所為で下が見えないのか、いきなりAの右側が落ちる。
滑ったんだ・・・！
瞬時に感じ取った僕は、持っている段ボールを捨ててAを抱きしめる。
そして…
僕もAも落ちた。
貴「…ジョンハン！！」
Aの声がする。
よかった。Aは無事なんだ。
JH「…A。無事、で…よかった。」
僕の頬にポタポタッとAの涙が落ちた。
泣いてるの？
JH「…なか、ないで…。」
ふわっと香る、酸っぱくて甘い香り。
そして、温かいものとサラサラの髪を感じる。
僕の好きな女の人。
貴「ジョンハン、今、救急車呼んでもらったからね。
もう大丈夫だよ。ごめんね。私の所為だね…ごめんなさい…。」
謝らなくていいよ。
口が動かない。
いつしか、目が重くて開けなくなっていた。
貴「ごめんね…ごめんね…ごめんね…」
謝らないで、A。
Aの「ごめんね」が聞こえてくる。
僕は大丈夫だよ。
君が責められる方が、僕は耐えられない。
謝らなくていいよ、A。
大好きなA…
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子犬子猫 - ありがとうございます。これからも読んでくださいね。 (2016年7月26日 19時) (
レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
うり - 読んでてとても面白いです。続きが楽しみです。 (2016年7月26日 15時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2016年7月24日 19時
