【王様】と【王子様】の風邪ひきさんたちⅤ (ページ46)

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廉side

医者｢こちらに座ってください｣

海人｢……見なくていいっ｣

廉｢海人？痛くないで？ただ診てもらうだけやから。｣

海人｢……ﾌﾘﾌﾘ｣

岩｢海人ー？｣

医者｢大丈夫ですよ。痛いことは、しないですからね、足以外に痛いところありますか？｣

海人｢……｣

神｢海人？先生が足以外に痛いところあるって聞いてるよ？｣

海人｢……頭｣

医者｢頭ですか？打ったんですか？｣

海人｢……ｺｸﾝ｣

医者｢ちょっとだけ見せてくださいね。｣

先生が頭を見るけど海人は、いやいや言ってる。

廉｢もう少して終わるで？｣

医者｢はい。すみませんでした。たんこぶできてますが、冷やしたら治りますよ。足は、軽く捻挫してるみたいですね。｣

岸｢ほんとっすか。｣

まぁ色々な処置を受けて紫耀の病室に向かった。

神｢ありがとうございました｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

廉｢海人？痛かったん？｣

海人｢れぇん……ｳﾙｳﾙ｣

廉｢大丈夫大丈夫。泣かんといて？｣

海人｢……だってぇ｣

そんなこともありつつ病室に着いた。

すると……

そこには、見た事もないような紫耀の姿が……