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みなさん…っ！ありがとうございます！！
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「…あれ………新しい死域はここのあたりだと思ったんだけど…」
見ての通りこっそり私はティナリが家を出てからアビィディアの森へ出発した
ティナリには内緒でだ
バレたら怒られるだろうが、ティナリが疲れているのに放ってはいられない
「あ、あった」
数十分歩いていると、死域だと思われる場所に到着した
まだ朝なのにもかかわらず目の前に広がっている1部は薄暗い雰囲気が漂っている
何度見ても死域は少し怖い
「…よし、ちゃちゃっと片付けちゃって家に戻ろう、ティナリにバレる前に…！」
思った通り、すぐに死域は片付けることができた
しかし睡眠不足のせいなのか、いつもよりも身体が重くて上手く身体を動かすことができなかった
そのせいで数ヶ所攻撃が肌を擦り、傷ができてしまった
一箇所、足の傷が深い
急いで止血はしたものの、止血は私の苦手分野だ
うまくできなかった
「やばいなこれ…」
歩いていると、止血がうまくできていなかったせいか
足に何かが滴る感覚がした
「………どうするかな、ティナリに診せたらばれる…」
顎に手を当てて、そんなことを考えながら
行きよりも重く感じる足を引きずるように家に帰った
ガンダルヴァー村に着くと、ティナリがいた
まずい、まずすぎる
「あれ、A？森に行ってたの？」
まだ足の傷にはばれていないらしく、普通に声をかけてきた
これなら誤魔化せるかもしれない
「う、うん、ちょっと、散歩してた…」
「いつも村の外に出る時は一言ぼくに声をかけてって言ってるだろ」
どっちみち怒られる運命だったようだ
「ごめん……」
「異変はない？」
「うん」
そういうと、ほっとしたような表情を浮かべたティナリ
よほど心配してくれていたらしい
本当に母親に見えてきた
「それじゃあ、仕事がんばってね」
「もう黙って外に出たりなんてしないでね」
むっとした顔で念を押されてもう一度警告された
さすがティナリだ
軽く流して、再び家へと足を運んだ
そのとき、「A…」と先ほど別れを告げた私の幼馴染が声をかけてきた
なにか言い忘れたのかな
「どうしたの」
声が聞こえた方へと身体を向けると、ティナリはもうすぐ目の前にいて
般若の顔をしていた
「……ねぇ、その足の傷、何？」
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風鯨(プロフ) - 甘雨ちゃんの財布さん» ありがとうございますすすっっ！！告白嬉しいですっ！wこれからも、甘雨ちゃんの財布さんに好きですって告白されるような良い物語の展開が作れるように頑張ります…！ (5月8日 21時) (
レス) id: ee6a2f1bbe (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - 好きです。(告白) (5月7日 21時) (レス) @page34 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鯨 | 作成日時：2023年3月27日 19時
