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「師匠もここにきたことがあるのか！いい場所だな！」
「うん、僕もこの場所が好きでね。よく昔ここで遊んでいたんだよ」
この木は私とティナリの成長を見届けてくれた大切な木であり、大切な居場所だ
「…さぁ、コレイもこの後仕事があるんだろ？早く敷物をを敷いて昼ご飯を食べようか」
ティナリのその言葉を合図に、みんなで食べる準備をした
木の下に敷物を引いてティナリが用意したバスケットを囲うようにみんなで座った
「何を作ってくれたの？」
「サンドウィッチと、ピタ………
あとは…そうそう、この前稲妻から帰ってきた旅人に教えてもらったいなり寿司っていうのを作ってみたんだ」
「いなり…ずし？」
初めて聞く言葉に思わずティナリに聞き返した
だが、旅人が教えてくれたならきっと美味しいだろう
「………ティナリが作った
「……」
「あっ…えぇっと…あ、あは…」
「…っふははっ！てぃ、ティナリが作ったいなり寿司…あはははっはっふふふっ」
「面白くないか？」
セノのギャグを聞き、面白くないか？と聞いてきた後
何事もなかったかのように「…さぁ、食べようか」とティナリが言った
「そ、そうだな…あはは……」
「ふふっ、うん、たべよっ」
「面白くないか？」
「セノ、もういいから食べるよ」
いなりずし？というものを食べる時
毎回セノの「ティナリが作ったいなり寿司」が頭の中に流れてきて思わず吹き出しそうに何度もなってしまった
新しい食べ物だったが、ティナリが作ったからか、旅人が教えてくれた食べ物だからなのか
すごく美味しく感じた
「っ！これ、すっごくおいしい」
「そう？ならよかった。少しアレンジして見たんだ」
どうやら、黄金色の何かで包まれている中にご飯が入っているのだが
その中にアレンジで木の実を入れたらしい
すごくおいしかった
やはりティナリは料理上手だ
お嫁さんになれると思う
「ティナリはお嫁さんになれるね！」
「…っ！？げほっ、げほっ……ご、ごめん…」
「ふっ……」
「はぁ……」
いなり寿司を頬張っていたコレイが急にむせ出したのだ
挙げ句の果てにセノは鼻で笑い、ティナリはため息をついてきた
男2人に文句を言いたかったがむせているコレイを見て大丈夫かなと思い
ティナリが持ってきてくれていたお茶をコレイに差し出した
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風鯨(プロフ) - 甘雨ちゃんの財布さん» ありがとうございますすすっっ！！告白嬉しいですっ！wこれからも、甘雨ちゃんの財布さんに好きですって告白されるような良い物語の展開が作れるように頑張ります…！ (5月8日 21時) (
レス) id: ee6a2f1bbe (このIDを非表示/違反報告)
甘雨ちゃんの財布 - 好きです。(告白) (5月7日 21時) (レス) @page34 id: bf3dd9c151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鯨 | 作成日時：2023年3月27日 19時
