ヴァンパイアと言うのも大変なんです…【名探偵コナン】 (ページ17)

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13話ページ17

～ポアロ～

『おはよう、梓ちゃん、安室さん！』

梓「おはようあかりちゃん！あのね、昨日あやめさんとさくらさんが歌ってみた投稿してたのよ！」

『梓ちゃんも見てくr……ん"んっ、見てるんだね！私も見てるよ』

安室「あやめさんとさくらさんと言うと、最近若い人の間で人気の？」

『うん。ボカロ曲専門で歌ってみたを投稿してるの』

梓「ボカロの曲って、歌うのが難しい音程とか速さのもあるんですけど、それをパーフェクトに歌いきっているんです。すっごく歌が上手いんですよ！」

やばい、キラキラして私たちのことを語る梓ちゃんが可愛い。

『梓ちゃん、語るのはいいけどお仕事しなきゃ！』

梓「あ、そうだった」

パタパタと走る梓ちゃんを追って店に入った。

夕方…

？「こんにちは～」

と言って入って来たのは、最近来ていなかった蘭ちゃんと園子ちゃん。

『いらっしゃい。二人とも久しぶりだね』

園子「あかりさん、久しぶり！」

蘭「凄く混んでますね……」

『あー、安室さん効果ね。』

その時、蘭ちゃんの足元にいた少年に気が付く。私がしゃがんで挨拶をしようとした時にふわりと香った香りは…

『新一君……？』

新一君のものだった。人はそれぞれ特有の香りを持っているから、同じものをもつ人は誰一人としていない。

コナン「な、なな何言ってるのお姉さん！？僕は江戸川コナンだよ？」

『そっか。ごめんね？私は秋月あかり。よろしくね、コナン君』

この動揺具合は明らかにおかしい。ということで今度2人きりの時に問い詰めよう。
そう密かに決心していると、園子ちゃんが爆弾発言をしてきた。

園子「あ、あかりさん！あのさ、私、今人気のあやめさんとさくらさん、っていう人たちがアイドル(？)のデビューするって言ってて、その初ライブのチケット手に入れたのよ！あかりさんとか梓さんとかも一緒にどう？」

梓「えっ！？もちろん行きます！」

『あ～…私その日、優華と一緒に出掛ける予定なの。ごめんね、園子ちゃん』

安室「では、代わりに僕が行ってもいいですか？」

園子「え、意外！安室さんも興味あったのね」

安室「いえ、最近人気のお二人を見てみたくて……」

園子「じゃあ、今週の日曜日にここに集合ね！」

そんなこんなで安室さんが来ることに。やば、どうしよ…