ヴァンパイアと言うのも大変なんです…【名探偵コナン】 (ページ13)

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9話ページ13

仕事が終わり、店を閉めてから安室さんを家に連れていく。

もちろん家へ向かう前に景光には零君を連れていくから唯のままで待ってて、と言ってある。
家に着いたので、鍵を開けて零君を呼ぶ。

『…零君、どうぞ、入っていいよ』

降谷「お邪魔します…」

キティ「アリス、お帰り！」

『ただいま。零君連れてきたよ』

キティ「うん。じゃあ尋問タイムだね！」

リビングに連れていき、座らせる。

『取り合えず一番言いたかったこと言わせて。……高校出てから連絡途絶えさせるなんて酷いよね！？少なくても月に一回くらい連絡してよ！！』

降谷「ごめん…アイドルやってたから忙しいかと」

『すっごく心配した。無事で良かった……！』

嬉しさと悲しさ、安心感などの色んな感情が溢れ、今まで我慢していた涙がぽろぽろと頬を伝っていく。

降谷「えっ、ちょ！」

『……幼馴染みなんだから忙しそうでも連絡して欲しかった』

降谷「……(何だこの可愛い生物。)」

キティ「零君、滅多に泣かないアリスを泣かせてるんだよ？相当だよ、これ」

唯「なぁ、話終わっ……！」

降谷「あ、昼の…」

キティ「その人は秋月唯。アリスの親戚。ちなみに私たちの偽名は唯の名字借りてるの」

唯「俺は秋月唯。降谷さん、だよな。アリスとキティから話は聞いてるよ(ヤバい、親友に他人のフリは心が痛む…)」

降谷「よろしく、秋月(この人、雰囲気がヒロに似てるな…)」

『……ふぅ、落ち着いた。ごめんね、泣いちゃって』

降谷「いや。僕こそ連絡しなくて悪かった。」

『あ…連絡先交換し直そう？一回壊れちゃって買い換えたから』

降谷「そうだな。」

取り合えず電話番号とLI○Eを登録して、ご飯にすることにした。