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7話 ページ11

翌日……

『行ってくるね〜』

キティ「今日もポアロ行くね!」

『うん』

ゆかり「気を付けてよ?」

『はーいっ!』

元気に家を出て、今日も秋月あかりを演じきりろう!とか思ってた。

梓「あ、あかりちゃん遅かったね。新しいバイトの人もう来てるよ!」

『本当?急ぐね!』

と走ってスタッフルームに行くと。

『はぇ?』

驚きのあまり変な声が出てきた。
だって、そこにいたのは昨日私が会ったらまず殴る、と言った人物、

『零君……?』

?「…アリス?」

降谷零だったのだから。

『…私は秋月あかりです。』

取り合えず笑顔を浮かべて自己紹介をする。

安室「あ…僕は安室透と言います。あかりさん、よろしくお願いしますね!」

『よろしくね、安室さん』

どうやら彼も偽名を使っているところを見ると、ここで本名は出さない方が良さそうだった。

梓「安室さん、お仕事とかで分からないことがあったら遠慮なく私かあかりちゃんに聞いてくださいね!」

安室「ありがとうございます」

梓ちゃんがお店の方へ開店準備をしに行ったのを確認して、問いかける。

『…あなたは零君、であってるよね?』

降谷「…あぁ。お前はアリスなんだよな?」

『うん。…今日の夜空いてる?空いてるなら晩御飯ついでに今まで何してたのか聞かせるのと一発殴らせてよね』

降谷「……分かった。」

『あ、さっきも言った通りここでは私、秋月あかりだし、キティも来るけどキティは秋月優花だからね。……安室さん、梓ちゃんのお手伝い行こ?』

安室「そうですね、行きましょう」

私たちは取り合えず今は秋月あかりと安室透として過ごすことにした。

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作者名:露羽 | 作成日時:2018年9月11日 0時

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