Vanilla (ページ10)

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私たちは近くのショッピングモールに来た

2人でタピオカを飲んだり

オシャレなカフェ行ってみたり

これ可愛い

と一言小さく呟くと

いる？

と一言言ってくれる

流石に申し訳なくて要らないですと応えると

そっかー

と何故か残念そうな顔をする

樹先輩ほんとに優しいんだな～って思う

こんなこと女子にできるか！？

しかも好きじゃない！！

しかも後輩！！！！！

でも私は北斗の言葉が蘇る

遊び人って有名だよ"

ほんとに樹先輩ってそんな人なのかな、？

でも私を誘ってるぐらいだからそうなんだろうなぁとか

でもほんとにら1個疑問なのが

なんで助けたぐらいで？

｢樹先輩？なんで私のこと誘ったんですか？｣

そう聞くと黙る樹先輩

｢先輩ー？｣

黙る先輩の顔を覗くと

そこには真っ赤な樹先輩が居た

｢、え？｣

さすがに声出るぐらいのあかさだった

えちょっとまってまた熱？

｢先輩熱あるんですか？顔赤いですよ、？｣

そう言うと

｢、ああもうっうるっさいなぁ！！熱ねぇよ！！全然ねぇよ！！むしろ元気だわ！！｣

と叫ぶ

｢よかった、けど静かにしてください｣

｢、、きだから｣

ん？

｢え？｣

｢なんでもねぇよ！！！お前誘ったのは暇だったから！それだけ！お前門限何時？もう帰るぞ！！｣

｢だからうるさいですって｣

｢うるさい｣

｢そっちです｣

さっきなんて言ったのかな～、？

ちょっと帰るのは寂しいだなんて

言えないから言わないけど。

だって私は樹先輩が好きじゃないから。

私には好きな人がいるから、。

ズカズカ歩く先輩の後ろを続いて歩く私。

そんな私たちを

仲良いなぁ

とみてたのは

私の好きな人だったなんて、

私は知る由もなかった。

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