Vanilla (ページ3)

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まだ起きてない先輩を目の前に私のあなたの中はぐるぐるだった。

保健室連れてかなきゃ、でもどうやって？

私ってバレたらどうする？！

Aはとりあえず起こすことを覚えた。

｢あの、｣

｢ん、｣

｢もう下校時間過ぎてますよ、｣

｢えっ、あまじか｣

｢でも先輩熱あります、多分｣

｢、、えお前後輩？｣

｢あっ、、、とりあえず立てますか？｣

｢立てる｣

もう立てるっていって30秒はたった

｢、、、あの、大丈夫ですか、？｣

｢、ごめん無理かも力入んねぇ、笑｣

｢保健室いけます？｣

｢帰る｣

！？どうやって帰るん！？

｢俺意外と家近いから大丈夫、｣

でも座りながらもフラフラしてる先輩を1人で帰らす訳には行かなく、

｢私もついて行きます、フラフラしすぎです｣

｢、、わかった｣

どうしても立てなさそうな先輩に肩を貸して立った

けどどうしても先輩の方が身長は少し高くて私の肩は役目を果たしているのか心配になるくらいだったけど、全体重を私にさずけてるはずの先輩は多分私よりも軽かった。

え食べてる？

流石に心配になる。

階段は降りれなかったからしょうがなくエレベーターを借りて1階までおりた。

靴を履き替えて玄関を出るまで終始無言

くっっっっそ気まづい、。。

｢、、あの！｣
｢ねぇ、、｣

せっかく勇気を出したのに被った。私ってほんとつくづくついてない。

先どうぞ、！

｢ん、と、名前は？｣

｢教えません｣

関わりたくない人に名前教えるもんか。

本当はこんなことしてんの心臓バックバクだからな。
名前バレたら私の高校3年間が壊れる気がする。

｢、、は？なんで｣

｢名乗るほどのものでもございません｣

｢でも後輩、？でしょ？｣

｢さぁ、？｣

先輩は頭が回ってないのか喋るのがゆっくりでずっと

　いやわっかんねぇ、なにこいつ

とか言ってたけど

　全部聞こえてんで！？こいつとか言わないでもらってもよろしいですか！？めちゃくちゃ怖いです！！

｢、
あ、ついた｣

｢ありがとうございました｣

なんで私がお礼言ってんだっつうの

｢ありがとう、助かった｣

、

ちゃんとお礼言えるんだなぁとか上から目線に思ったけどなんか悪い人じゃないのかなって

｢、、名前絶対教えろよ｣

｢絶対教えませんから｣

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