検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,789 hit

r ページ6

..






Ryosuke side




目の前の君は怪訝そうな表情で、けれど美しい姿で俺の前にいる。




「…あの…すごい会場だね?」




涼介「…そう?」




「…ここって涼介くんの家なの?」




涼介「うーん、実家が持ってる別荘みたいなもんかな」




「…そ、そうなんだ。涼介くんちがこんなすごいお家だったなんて、知らなかった」




涼介「…そんなことより、なんか飲む?」




「あ、うん、ありがとう」




俺が指を鳴らすと、ボーイがトレイを持ってやってきた。




赤ワインを二つ受け取り、みあに渡す。




涼介「…乾杯」




「…乾杯」




グラスを合わせて一口流し込む。




と、同じようにグラスを傾けて口に含むみあの首筋が視界に入った。




涼介「……っ!」




途端にカッと体が熱くなり、我を忘れそうになって自分を抑えた。



…危ない危ない。


本能に任せて襲ったりしたら逆効果だ。






今日はハロウィン。


俺の一族には、いにしえからの言い伝えがある。


“人間の娘と婚姻を結びたければ、ハロウィンの夜に愛の契りを交わし生き血を吸うこと………”



ただ生き血を吸うだけなら、差し出す女はたくさんいる。


…そうじゃなくて。


愛しいキミの、全てが欲しいんだ。



だから今夜俺は、自分の魔力をフルに使ってでも………


キミを堕とす。






...

e→←i



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , ヴァンパイヤ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みあ(プロフ) - れんこんさん、ありがとうございます! (2018年11月1日 13時) (レス) id: eae51d2417 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - とっても面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2018年11月1日 11時) (レス) id: 4e7518460b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みあ | 作成日時:2018年10月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。