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言ってる意味がよくわからなかったけど、聞き慣れた声に顔を上げると、さっきの格好のままの涼介くんが、金の仮面をつけて立っていた。
私の手を取っていた人がパッと手を離し、涼介くんはくるりと背を向けて歩いていく。
私もとりあえず涼介くんのあとを追いかけた。
涼介くんはズンズンとホールの奥に歩いて行き、隅に置いてあった大きなソファーに腰かけて脚を組んだ。
涼介くんの周りには豪華なテーブルやバラなどのブーケで飾られていて、他には人もいない。
明らかにそこだけ空気が違うので近寄りがたくて立ち止まってしまうと、涼介くんと目が合い、人差し指でクイクイっと合図された。
“…こいよ”
私の知っている涼介くんはそんなキャラじゃないのに何故かそう言われた気がして、引き寄せられたようにそちらへ近づいた。
それを見た涼介くんは、自分の脇に座れというようにソファーの座面をポンポン叩いたので、私も腰掛けた。
…本当に涼介くん、なんだよね…？
そう思って仮面の奥の目を見つめると、
涼介「ようこそ、相原さん」
そう言って涼介くんが仮面を外した。
どくんっ…
現れた整った顔が、あまりに綺麗で妖艶で、目を奪われた。
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みあ(プロフ) - れんこんさん、ありがとうございます！ (2018年11月1日 13時) (
レス) id: eae51d2417 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - とっても面白いです！これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2018年11月1日 11時) (レス) id: 4e7518460b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2018年10月31日 18時
