検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:8,796 hit

ページ19




太陽の陽射しを感じて目を開けた朝。


隣を見れば、綺麗な婚約者が健やかな寝息を立てている。


…もう、涼介くんて寝顔までセクシー。


女の私でも見惚れちゃうよ。


白い肌、整った顔立ち、長い睫毛。


そして…形のいい唇。


そこまで来て、私はふと自分の首に手を当て、その手を見てみる。


血…ついてない。



傷とかは…?



毛布を纏ってベッドを抜け出し、鏡まで歩み寄る。



あ、ちょっとだけ…アザになってる?


鏡に映った自分の白い首には、4箇所の傷跡がうっすら残っていた。



…本当、なんだ。



ほんとに、彼は、、、

ヴァンパイヤなんだ…




私の脳裏には、昨夜の記憶が蘇る。



涼介くんの瞳はずっと金色で。

ふとした時に聞いてみたら、


“ああ、特異体質…ってヤツ?”


とだけ言って、


私を満足させるのとほぼ同時に、
ガブリと噛み付いた。



その衝撃といったらなくて。


でもそれは痛みではなくて、
圧倒的な恍惚感。



求められる悦 びで脳が文字通り麻痺した。






.

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , ヴァンパイヤ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みあ(プロフ) - れんこんさん、ありがとうございます! (2018年11月1日 13時) (レス) id: eae51d2417 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - とっても面白いです!これからも更新頑張ってください!応援してます。 (2018年11月1日 11時) (レス) id: 4e7518460b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みあ | 作成日時:2018年10月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。