【吸血鬼すぐ死ぬ×その他諸々】異界の最強女神と最弱の吸血鬼Part6

第二百四十九話「わかれ自分の能力」(＊) ページ40

おじさん「観測史上最大レベルの重力波だったぞ、マジで何したんだよ！」

ロナルド「その…H な事を考えたんですけど」

おじさん「ふざけてんのか？」

第三人格「気持ちはわかりますけどふざけてはないです！」

へカーティア「ホントなのよ、そこにいる吸血鬼のせいでこんな事になったのよん！」

流れ星おじさん「私は吸血鬼君がH な事を考えると流れ星を降らせるおじさん。人々のHTPに応じて天体を操ります」

おじさん「この星は狂ってんのか？」

ロナルド「いやーーー反論の余地がねェ」

A「いやすみませんほんとすみません、狂ってんのはこの町だけで他の町は全然こんなじゃないんですホントすみません」

おじさん「とにかくこのままじゃ困るんだよ、俺とこの星を元いた宇宙に帰してくれよ」

第二人格「力技でいいなら方法はありますけど」

左之助「星投げ飛ばしたら間違いなく振り落とされんだろこのおっさん」

へカーティア「ちょっとなんとかしなさいよ元凶」

流れ星おじさん「星を降らせはしても戻す方法があるかどうかは…私も自分の力を完全に把握してるわけではないので」

ロナルド「よくわかんねェままそんな力使うな！」

流れ星おじさん「"よくわからないまま"というのは少々心外ですね。試行錯誤と探究の末に"君がH な事を考えると流れ星を降らせる"という条件に辿り着いたのですから」

左之助「わかってても使うんじゃねェ！！」ﾊﾞｷｯ

(左之助が流れ星おじさんをぶん殴った)

第三人格「で？対処法は？」

流れ星おじさん「えー…逆にHじゃない事を考えれば帰っていくんじゃないでしょうか」

へカーティア「急にめっっちゃ雑ね」

ドラルク「よし皆、早速Hじゃない事を考えろ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

(ドラルクが山手線ゲームの要領で手を叩く)

ドラルク「爪のさかむけ！はいロナルド君！」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ロナルド「す…数学A！」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

A「満月！」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

マリア「サナダムシ！」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

へカーティア「エッセイコミック！」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

サテツ「歯槽膿漏！」

(へんなが"歯槽膿漏予防のためにフロスの使い方を教えてくれる歯科医のお姉さん"を連想してしまった)

ロナルド/左之助「「バカヤロー！！」」

(更に星が沈んでいく)

へんな「パオーーーーー！！」

第二人格「あーーーーー！！」

おじさん「いやホントマジでふざけんなよ」

第二百五十話「それはそう」(＊)→←第二百四十八話「星が落ちてきた」(相楽左之助、ヘカーティア・ラピスラズリ出ます)

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