第二百二十四話「自我が消える」(＊) ページ15
漸「どんなの？」
ドラルク「"お経を書き込んだ全身タイツを着て胸部と半ケツだけ露出し性癖を連呼しつつブブゼラを吹き鳴らすと霊とかが逃げていく"」
ラム「清々しいレベルでガセネタ臭いっちゃね」
ロナルド「だがそれしかねェ。俺はやる！」
第三人格「いいからそんな事しなくて！」
ラム「もっと根っこのとこから考えなきゃダメだっちゃ、例えば…どんな時に自我を忘れたくなるかとか」
A「アドバイスとしては至極真っ当なのに例がかなり特殊なせいでそこに全部持ってかれてる今」
ロナルド「なかなかねェだろそんな時………いやでも、朝礼で校長先生が喋ってた時はそうだったかもしれん」
ラム「やっぱり何処の世界も校長先生の話がやたら長いのは共通してるっちゃねぇ」
漸「そんな事よりロナルドの記憶の中の校長先生の朝礼の内容が酷すぎる」
ドラルク「確かに天気の話→頂き物の話→校長先生がなりたかったものの話→校長先生作の歌(歌詞が壊滅的)の流れはあまりにも酷いな」
第二人格「間違いなくその校長先生のせいで億単位の人の自我が消滅してると見たわ」
ドラルク「ともかくこれで興味のない長話に自我を失わせる効果がある事がわかったな。霊能力者のお経とかもおそらくその原理だ」
ロナルド「それは違うだろ」
第三人格「そんなんで霊祓えるんだったら霊幻師匠でも余裕で除霊が行えるって事になるんだけど」
ドラルク「結婚式のスピーチの前後では霊の数が実に72％も減少するという統計もある」
A「ないわよ」
ラム「もしそうだとしても多分"結婚式の幸せオーラで悪霊が寄り付かない"って言われた方がまだ信じられるっちゃ」
ドラルク「というわけでつまらん話をしてもらうためにクソし君にお越し頂いた」
ロナルド「失礼だろ！！」
ドラルク「何を言う、"世間も俺もゴミカス"というネガティブ自分語り程つまらんしどうしようもないものはないだろう」
第二人格「否定できないけどやめなさいよ！」
ロナルド「酷い事を言うな！！」
ドラルク「"そういう話をいくらでもしていい"って言ったらアイツチャリで来たぞ」
ラム「それはそれで問題ありだっちゃ」
〜数分後〜
漸「まさかきらぴちゃんの江戸前親父メンタルがクソしのネガティブに打ち勝つとは…」
ロナルド「そ…そうだ！発想の転換だ、外へ出よう！」
きらぴ「おっ、散歩かい！？いいねぇ！」
第二百二十五話「成功だけど失敗」(＊)→←第二百二十三話「ガブ飲みはやめとけ」(ラム出ます)
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抹茶餡子(プロフ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» ええんやで(´・ω・｀) (5月9日 23時) (
レス) id: fcff9db541 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - カイラさん» 申し訳ありません、脱獄ごっこがわからないので無理です…最近金欠なので当分履修はできそうにないです、お誘いしてくださったのにホントにすみません (5月9日 23時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
カイラ(プロフ) - あ、こちらの出したい作品と知ってる作品はそちらのボードに書いてます(小声) (5月9日 17時) (レス) id: e480f3135b (このIDを非表示/違反報告)
カイラ(プロフ) - 相変わらず衰えず面白いです...ヤンデレホラゲーシリーズで合作したい（は？） (5月9日 17時) (レス) id: e480f3135b (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - 名無しのなーちゃんさん» 読んでくださりありがとうございます！しかも応援してくださるとは…励みになります、これからも頑張らせて頂きます！ (2023年4月26日 0時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年1月24日 0時
