第383話 治療 ページ31
ヒナコ「ランマル…!バカ…!なにほだされてんの…!?」
ランマル「…うるせーな。」
ハヤサカ「困ったな…簡単な治療器具しかないけど…どうにかできるだろうか…」
アンズ「この頭巾くらいしかないけど、やぶいて止血に使ってみるー?」
ヒナコ「バカばっかり…!」
Q太郎「大丈夫…!血は止まったぜよ…!
見た目ほど、たいしたケガじゃねぇ!!」
ケイジ「そうは見えないけどねー。」
Q太郎「ケイジ…」
七瀬「…取り敢えず座ってください。言っときますけど見た目以上にたいしたケガだと思いますよ。」
ケイジ「マイだって動けないんだ…仲間は見捨てて行けない…でしょ?」
Q太郎「はは…そうやな…!」
サラ「もし治療器具を見つけられたら、すぐに持ってきます…!」
Q太郎「そんな事はいい…それより、やるべき事を…やるぜよ!」
サラ「は…はい…!」
ケイジ「さぁ…鬼ごっこもそろそろ終わる時間だ。
ミドリを捕まえて…どうにかするしかないねー…」
サラ「はい…!」
Q太郎「いてて…」
…流石にさっきの手当てだけじゃキツいか…。
Q太郎「…大丈夫ぜよ、七瀬。今はミドリを…」
ミドリ「探す必要は…ないよ。
鬼ごっこは終わり。」
首輪をつけてきた…しかも堂々と出てきやがったわ。舐めとんのか。
ランマル「また拳銃をチラつかせる気じゃねぇのか…?」
ミドリ「信用ないなぁ。あげるよ、キミ達に。」
ミドリはポケットから出した拳銃を、ケイジさんの方に投げた。
ケイジ「…?
………、
……!!」
…ダメだ、ケイジさんはダメだ。
ケイジ「…これは……、ぐっ…!!
オレの…、
なぜ…あの時…の……!!」
ケイジさんは地面に両膝と手をついて、苦しみ出した。
もう誰が見ても分かる。あの拳銃は、ケイジさんにはダメだ。
ケイジ「なぜ…お前が…」
ミドリ「あれ?嫌な記憶でも蘇っちゃった?」
ケイジ「…!!」
62人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫狗(プロフ) - 踊るワカメは草生えます(笑)今度やってみようかな... (2月4日 19時) (レス) @page42 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria(プロフ) - 猫狗さん» 踊るワカメもいいですよ (2月4日 19時) (レス) @page33 id: ce8fa901bc (このIDを非表示/違反報告)
猫狗(プロフ) - だめだ...ミドリの名前を「美味しいワカメ」にしてしまったからシリアスなシーンで笑ってしまう...なぜこんなことをしてしまったんだ...自分... (2月4日 19時) (レス) @page36 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria(プロフ) - 秀華さん» 実は私ほぼノー勉なの。今から死ぬ気で勉強します。 (2022年3月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
秀華(プロフ) - うっわ何それ尊。。(自分が見る分には構わないけどされたらやな奴の高みの見物)明日テストは最悪っすね (2022年3月2日 22時) (レス) @page43 id: 1b54af448f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Valeria | 作成日時:2022年2月15日 17時