第372話 問題だらけ(サラside) ページ20
とりあえず前置きはこのくらいにして、本題に移ろうか。
まぁこんなこと言っても許してもらえるとは思ってないけど。
本当にごめんなさい。
分かってたよ、紗菜の嘘だって。
でもさ、考えたら鳥肌立っちゃって。
タバコが嫌いな理由、自分でも分かんないけど、本当にダメで。
言い訳にしか聞こえないと思うけど、本当にごめんなさい。
全部背負います。一生かけてつぐないます。
死んで許されることじゃないでしょ？
私の責任だから、全部受け止めるよ。
どれだけ自虐の道具が出てきても、全部ちゃんと目に焼き付けるよ。
だからお願いです。
もうこれ以上、私の首を絞めないで。
サラ「これは、もしかして…七瀬が書いたもの…？」
ランマル「…もしかしなくても、そうだろうな…字が違うし、なんて言うか…前半はなんか七瀬っぽい。」
サラ「ほわっとしてるけどすごく分かる。」
次のページをめくっても、数ページ白紙なだけで、日記は終わっていた。
ランマル「…なんか、ケイジ以上に問題抱えてそうだな…前にもこう言うことなかったのか？」
サラ「いや…ここまでの物は…七瀬もずっと隠してたし…そんなそぶりも見せなかったし…」
ランマル「本人に話聞こうにも、無理だろうしな…誰かいねぇの？事情知ってるヤツ。」
事情を知ってる人か……そう言えば…、
サラ「…ケイジさんなら、何か知ってるかもしれない。」
ランマル「え、マジか……確かケイジさんって、交番の方に行ったよな。」
【交番】
ケイジ「___________」
七瀬「______」
交番の中の暗闇で話すケイジさんと七瀬の姿が見えた。
七瀬は座り込んでいるのか、ここからじゃ見ずらい。
ランマル「…雨音、これどう言う状況？」
雨音「あー、えっと…やっと追いついたって思ったらこの状況。」
ギン「パーカー女が走って来て、そしたらおまわりさんが無理矢理そこに入れたニャン。それからずっとあんな感じワン。」
サラ「中で何を話してたんだ？」
ギン「わかんないワン…2人とも小声で話してるから…」
降板の方に視線を戻すと、窓から七瀬がひょっこり顔を出した。
そして目が合う。
擬音にするならこうだ。
バッチィィィィ！
七瀬「あれぇ、サラさん達探索終わってたんですか。」
ケイジ「待って、まだ話は…」
七瀬「あれ以外には何かありませんでした？ありませんよね？じゃあ行きましょ。」
サラ「え、あ…待って、私達は少しここに残るよ。」
七瀬「…了解でーす。じゃあ雨音行こ。」
ケイジ「七瀬…！」
第373話 事件(ケイジside)→←第371話 日記(サラside)
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猫狗(プロフ) - 踊るワカメは草生えます(笑)今度やってみようかな... (2月4日 19時) (
レス) @page42 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria(プロフ) - 猫狗さん» 踊るワカメもいいですよ (2月4日 19時) (レス) @page33 id: ce8fa901bc (このIDを非表示/違反報告)
猫狗(プロフ) - だめだ...ミドリの名前を「美味しいワカメ」にしてしまったからシリアスなシーンで笑ってしまう...なぜこんなことをしてしまったんだ...自分... (2月4日 19時) (レス) @page36 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria(プロフ) - 秀華さん» 実は私ほぼノー勉なの。今から死ぬ気で勉強します。 (2022年3月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
秀華(プロフ) - うっわ何それ尊。。(自分が見る分には構わないけどされたらやな奴の高みの見物)明日テストは最悪っすね (2022年3月2日 22時) (レス) @page43 id: 1b54af448f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2022年2月15日 17時
