北添尋、絵馬ユズル 先輩、後輩 マドレーヌ ページ33
夢主side
「あと…は、影浦隊と、荒船隊か」
私は今、マドレーヌを配っている。なぜなら今日はバレンタインデーだから！！ほとんどの人には渡し終え、あとは影浦隊と荒船隊だけとなった。
「ふんふんふ〜ん♪」
「あれ、彩葉ちゃんじゃーん。随分ご機嫌だねぇ」
「こんにちは、彩葉先輩」
「ゾエさん、ユズくんいい所に！今影浦隊の隊室に行こうと思ってたんだー」
目当ての人達がいてラッキーだと思った。
「俺たちに用事？」
「うん！今日バレンタインだから配ってたのはいコレ二人の分」
いつも隊室には滅多に行かない私が隊室に行こうとしていたのを知って驚く2人。首を傾げて聞くゾエさんに青のラッピングをされたもの。ユズくんには赤でラッピングされたものをそれぞれ渡す。
「わあ、ありがとう」
「ありがとうございます。マドレーヌですか？」
「せーいかーい！結構自信作！」
2人はとても喜んでくれた。
「いつもお世話になってます！」
「こちらこそです」
「ユズルちょっと固くなーい？こっちこそありがとうね。彩葉ちゃんのお菓子美味しくて好きなんだー」
「え、嬉しい。ありがとうございます！」
「ねえ、バレンタインって、カゲさんとかには渡したの？」
「それがまだなんだ。まさくんどこにいるか知ってる？」
「カゲならまだ隊室にいると思うよ。俺達も今から行くんだ。一緒に行く？」
「いいんですか？一緒に行きましょう！」
2人と一緒に隊室へ行き、まさくんへ無事マドレーヌを渡すことができたのだった。
生駒達人、水上敏志、南沢海 先輩、友達 クッキー→←影浦雅人 両思い マカロン
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作者名：ミケ猫 | 作成日時：2021年2月24日 21時
