#story2 ページ3
〜Aside〜
家を出て電車に乗り15分ほどしたら三井先生との待ち合わせ場所についた。
A 「あ、三井先生。ご無沙汰してます。」
三井 「ごめんなさいね。急に呼び出して。」
A 「全然です。」
三井 「可愛い娘ちゃんね。」
A 「ありがとうございます。どうなさりましたか?」
三井 「急で申し訳ないんだけど救命に戻れないかしら?」
A 「…といいますと?」
三井 「前にも言ったと思うけど祐輔は補助人工心臓をつけてもう3年。ドナーが見つからなければ行きられるかわからないの。
それで翔北の小児科へ転院してきて少しでもそばにいたいって思ったの。」
A 「なるほど…。
今って藤川と白石しか私の同期はいないんですよね?」
三井 「ええ、それにフェロー・橘がいるだけなの。」
A 「…戻ります。」
三井 「本当に?」
A 「三井先生に頭下げられたら断れませんよ。
三井先生のお陰でアメリカ・スイスで学ぶことができたので…」
希愛 「ママ〜、お腹すいた」
A 「あー、はいはい。
すいませーん!…お子様ライス1つお願いします。」
静かに遊んでた希愛がいきなりお腹空いたって…笑笑
三井 「普段、娘ちゃんは当直の時どうしてるの?」
A 「基本的に当直は無しなんですけどどうしても入らないといけない時は周産期科で理解してくれる職場なので希愛は連れて行きます。」
三井 「でもきっと救命じゃ厳しいわよね。」
A 「まぁ、でも耕作と当直さえ被らなければ問題はないと思います。」
三井 「本当に感謝しかない。
緋山にも声かけたら戻ってきてくれるって連絡があったの。」
A 「そうなんですね。
橘先生に連絡入れて救命に戻らせてもらいます。」
三井 「お願いします。」
救命か…。
ペルソナを辞めて翔北へ戻る。
同期に早く会いたいな。
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作者名:umi | 作成日時:2019年11月8日 0時