危なっかしい計画 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:9,986 hit

5 ページ5

you side

日曜日。
電車に乗り向かった。

会場に着くと独特な雰囲気。
大会前のみんなの不安と期待が積み重なってるような空気。

受付はこちら

という紙を見つけて向かった。

「宮本Aです。」

13という数字のカードを首からかけた。
これがオーディション番号らしい。

13と書かれた椅子に座った。
置いてあるカメラに向かい順番にアピールをしていく。

"13番の方お願いします。"

「はい」

カメラの前まで歩いて行きそこからアピールを1分ほどする。

「初めまして。京都府出身、中学2年生の宮本Aです。私はバレーボール経験があり体を動かすことが大好きです。ダンス経験はないですが選ばれたら一生懸命に頑張ります。よろしくお願いします。」

"ありがとうございます"

そう言われて席に着いた。
そこからもみんなのをみていた。

やっぱりアイドルを目指すだけあるなという女の子や私みたいな感じの女の子までたくさん。

この審査の結果発表は1週間後に運営側からメールが来る。
どうか通れますように。