75,肝試し4 ページ39
『さて、進んできた訳だが...。
ダメだ。
揚げ出し豆腐の匂いがする。』
希帆「それな。
お腹すいたわ...。」
国見「揚げ出し豆腐って岩泉さんの好物じゃん。」
金田一「それな。」
尾長「ってことは、精神壊滅ゾーンに岩泉さんもいるってことなんじゃ...。」
『有り得る。』
花巻「おーーい！！一年生ズ〜！！！」
希帆「めちゃくちゃ普通に来たよ？
マッキーさん。」
花巻「いや、1年をいじめるのは気が引けるじゃん。
それに、国見と希帆ちゃんが驚かしてたならそれでいっかな
...って思って。
ってことで、お供え物その2、お察しの通り、揚げ出し豆腐です。」
『マジで出てきたwww』
希帆「揚げ出し豆腐www」
金田一「あっ、ありがとうございます！」
花巻「じゃあ、お前ら頑張れよー。」
尾長「...やべぇ。
めちゃくちゃいい人。」
国見「それな〜。
逆に探っちゃうぐらい。」
『...とりあえず、進むしかないのか。』
国見「...進んできたけど、あそこじゃない？
祠って...。」
尾長「近くに神が2人いるから間違いないって。」
金田一「...行くか。」
祠の前まで進み、途中貰った菜の花のカラシ和えと揚げ出し豆腐をお供えすると、赤葦と岩泉が出てきた。
赤葦「そこに座って。」
5人(((((やべぇ、来た！！)))))
赤葦「尾長、うちはエースがあんなんなのによく頑張ってるね。
俺には後輩が少ないから入ってくれて嬉しいよ。
ありがとう、尾長。」
尾長「えっ？？
はぁ...。
こっちこそ、赤葦さんが居て良かったです。
ありがとうございます。」
4人((((なにこれ？
めちゃくちゃほのぼのしてるんだけど？))))
岩泉「次は俺だな。
ぶっちゃけ、お前らの事は北一の時から知ってたし、その時から頼りにしてた。
うちも主将があんなんだけど、これからもよろしくな。」
希帆「...なんか照れる。」
国見「それな。」
金田一「岩泉さん...」
『...こちらこそうちのくそ兄貴と一緒にいて下さり誠にありがとうございます。
一ちゃんがいないとあの人、ホントに何も出来ないからこれからもよろしくお願いします。』
岩泉「おっ、おう。
...なんかほんとに照れるな。」
赤葦「よし。じゃあ、帰っていいよ。」
岩泉「気をつけて帰れよ。」
5人「「「「「うっす。」」」」」
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作者名：柊海翔 | 作成日時：2020年2月29日 5時
