74,肝試し3 ページ38
『さて、森の中に入って来たけど、金田一...
...そんなくっ付いたら動きづらいったらありゃしない。』
金田一「しょうがねぇだろ！！
あんなの聞かされたら...。」
『尾長くんまでくっついて来てるけど、恐らく国見ちゃんときほりん見張っとかないと...。』
すると、周りから何かが聞こえてきた。
それはだんだん大きくなっているようだった。
？「ﾕ...ｲﾕ..ﾅｲﾕﾙ.ﾅｲﾕﾙｻﾅｲﾕﾙｻﾅｲﾕﾙｻﾅｲﾕﾙｻﾅｲﾕﾙｻﾅｲ」
尾長／金田一「「うわぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」」
国見「驚いたか？」
金田一「国見かよ！！！」
『言ったじゃん。
国見ちゃんときほりん見張っとかないとって。』
金田一「希帆はどこ行きやがった！！」
すると、今度は草むらがガサガサと音を立てた。
国見「...金田一、お前が大声を出したから、奴らが目覚めてしまったでは無いか。」
金田一「えっ！？」
尾長「なっ、何が目覚めたんだ...？」
？「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ！！」
尾長／金田一「「うわぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！」」
希帆「驚いたぁ？」
金田一「希帆かよ！！！」
『ったく、2人は...。
そんなんだから、そこに隠れてるまっつんさんが出にくくなっちゃったでしょ？』
希帆「みっちゃんのそれが1番出にくいと思うけどな...。
なんで気づくんだよ。」
『人の気配に決まってんだろ？』
松川「バレてんなら仕方ないね。
ほら、お供え物。
菜の花のカラシ和え。」
希帆／A「『あかーしじゃねぇか！！』」
尾長「そっか！！
菜の花のカラシ和えは赤葦さんの好物。
...ってことは、そこで精神が死ぬ...。」
金田一「ってことは、悪魔の食べもんじゃねぇか、それ！！」
希帆「まぁ、当たって砕けよー！！」
金田一「砕けんな！！」
松川「...元気だなぁ。」
猿杙「さっきのグループとは大違いだな。」
小見「さっきのグループも元気っちゃ元気だったぞ。
...木兎が。」
猿杙「それを人はうるさいって言うんだぞ。」
小見「...確かに。」
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作者名：柊海翔 | 作成日時：2020年2月29日 5時
