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A
ダンスの練習が終わって、着替えて外で待ってる隼くんの元へ駆け寄る私。
私に気づいてニコッと笑う隼くんの笑顔がその日は少し悲しそうに見えた。
今日で本当に最後なんだな、切ないあなたの笑顔を見たら抑えきれなかった。
A)隼くん、好きです。
隼)…ごめんね。妹にしかみえないんだ、Aちゃん。
わかってた。ふられるなんて。
A)そうだよね！ごめんねなんか急に変なこと言っちゃって笑ライブとか行くからさ！頑張ってね！！じゃ！！！
精一杯の笑顔で言った。
現実ではここからひとりで駅までの道を歩いた。
いつも隼くんが駅までおくってくれてた。
隼くんが教えてくれた近道を一人寂しく歩く。
自然と涙が溢れた。
最後も一緒に帰りたかったなあ。
でも夢の中は違った
泣いてたんだ、隼くんも
私に背中を向けて
そこで目が覚めた
A)夢か…
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作者名：ぱらあす | 作成日時：2017年6月30日 0時
