Ｑ．この中で一番愚かなのは誰でしょうか？【ハイキュー】 (ページ31)

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答え#03 ページ31

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そんなことを何回か繰り返して、ついに高校生。

結果は上々！

誰も私が黒幕だと疑わず、勝手に自滅していった。

でも…まだちょっとイマイチ。

高校生の方が、私をより楽しませてくれる…

そんな期待を持って、私は入学式を迎えた。

そんな時に、霜崎先輩と出会った。

初めて見るタイプのイケメンで、存在を知っている人にはモテそう。

それに、あまり女子には関心が無さそうだった。

女子は好き、って言っていたけど、多分バレーの方を優先しそう。

ふつーに、変な人だなぁと思う。

「お前さぁ…隣の席だからって調子乗ってんの！？」

『…』

入学早々、体育館裏に呼び出された。

理由は、隣の席の国見とかっていう奴のせい。

中学の頃から好きだったらしい彼女は、私が少し彼と話しただけですぐに嫉妬した。

そして、今この有様。

「何とか言いなさいよ！！」

『こんなことするんだったら、告ればいいのに』

「そ、それができないから言ってるんでしょ！！」

何故か頬を染めて、照れ隠しなのか先程よりも大きい声で言った。

あの、ツンデレとか望んでないんですけど。

「とっ、とにかく、国見くんには近づかないでね！？」

『隣だから無理』

「…ハァ！？」

この子、ヒロインには向いてなさそう。

単細胞、くだらない嫉妬、どれも全然ダメ。

将来ロクな大人にもなれないよ。

すると、口に出ていたみたいで…

「許さないッ！！」

そう叫んで、私に手を振り下ろしてきた。

あ、殴られる…

咄嗟に目を瞑るが、いつまで経っても衝撃が来ない。

不思議に思い、恐る恐る目を開くと、

桃井「こんなところでぇ、何やってるのぉ？」

無駄に小文字を使っている、先輩と思われる可愛らしい人が相手の腕を掴んでいた。

な、なんかカッコいい…！

「あっ、アンタには関係ないでしょ！？」

桃井「私ねっ、先輩なの。あなた一年生だよねぇ？」

「…そうだけど」

桃井「じゃ、敬語使おうよぉ！！」

意外としっかり意見を言う人なんだ。

だけど私は、そんなことよりも彼女の体から出るオーラに釘付けになっていた。

「もういいわよ！！」

そうして、どこかに走り去って行った。

『ありがとうございます。えっと、名前教えてもらってもいいですか？』

桃井「私ぃ、桃井愛姫っていうんだぁ！！」

____当たり。

ヒロインみーつけたっ！

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