Ｑ．この中で一番愚かなのは誰でしょうか？【ハイキュー】 (ページ19)

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ヒント・・・１８個目ページ19

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『あ、東條』

東條「……霜崎」

あの後金太郎から居場所を聞き、体育館裏に来た。

辺りは真っ暗で、明かりが少ない。

『で？話ってなんだ？』

東條「桃井先輩のことなんだけど」

お前もかよ。

なんだよ、実は隠れ仲良しなのかよ。

東條「…これさ、他の人には言いにくかったんだけど、アンタなら大丈夫かなって」

目を逸らしながらボソボソ言う東條。

ツンデレ…？

いや誰得だよ。俺得だわ(((

東條「私が、初めてこの部活に見学してきた日のことなんだけど……」

＊東條side＊

私は高校二年生になり、青葉城西高校に転校して来た。

前の学校でもバレー部のマネージャーだったから、ここでもそうしようと思ったの。

ガラガラ

『東條莉奈、マネージャー希望です』

そう言いながら体育館に入ったんだけど、丁度その時は運が良く休憩中だった。

及川「マネージャー希望の子？」

『そうですが、鰹節さんはどうして人間の形をしているのですか？』

及川「はっ？」

最初に私に近寄って来たのは、鰹節ヘアーの男。

主将…には見えないな。

岩泉「よし、合格だ。マネージャーになれ」

及川「ちょっと岩ちゃん！？この子俺のこと鰹節って言ったんだよ！！？」

岩泉「？だからだろ」

私の目の前で言い争う二人。

こっちの人が主将か。問題児(鰹節)抱えて大変そう。

及川「ああもう！とにかくみんな集合！！」

鰹節の言葉で、遠くにいた部員が駆け寄ってくる。

突き刺さる目線に耐えて、自己紹介する。

『東條莉奈です。

前の学校でもマネージャーをしていました。

よろしくお願いします』

ペコリと頭を下げると、疎らに拍手された。

及川「えっと、俺は及川徹。主将だよ☆」

『鰹節さんが主将！？この部活よく潰れませんでしたね！！』

素直に思ったことを口に出すと、ドッと笑いが起こる。

そうして、全員の自己紹介が終わった。

及川「で、マネ業はー…」

バンッ

桃井「ごめんっ！委員会で遅れちゃったぁ！！」

及川「大丈夫で、この子に教えてもらってね？」

鰹節が指したのは、今入ってきたツインテールの女子。

その人は目を少し大きくさせて近寄って来た。

桃井「私ひめっていうの。よろしくねっ！」

______今思えば、これが悪夢の始まりだったのかもしれない。

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