ストーリー４７ ページ48
私は強引に片寄くんに保健室に連れて行かれた。
私が、決着、つ〜け〜る〜のっ！
私は叫んで叫んで叫びまっくったのに片寄くんはガン無視。
なによ〜！！こんのイケメン片寄が〜！！
じたばたと暴れる私をチラッと見て片寄くんは私に向かって爆弾発言をしたんだ。
片寄「俺、釣ったタイもって走ってるおっさんみたいだな。お前、もしかして前世はタイ？」
ショっボーン。
私は風船の空気が抜けるようにへなへなと片寄くんの腕の中におさまった。
片寄「うん、良い子。」
いい子じゃないよ〜！
私はへなへなしたまま保健室に入った。
片寄「先生！！重症！！助けろ！！」
保健「うっせ、黙れよ。患者はほかにもたくさんいるんだ。」
男っぽい喋り方をする女の先生は迷惑そうにつぶやいた。
片寄「こっちのほうが大事！」
保健「わ〜ったから、だまらっしゃい！」
保健の先生は片寄くんを小突き私をソファに寝かした。
保健「ありゃりゃ、こりゃ酷い仕打ちを受けましたねぇ。」
私の傷口を触ったりじっくり見たり手や足を動かしたりして先生はつぶやいた。
保健「ま、重症ってわけじゃないから消毒すればちょちょいのちょいで治るよ。」
七瀬「はぁ、あの、私早く現場に戻りたいんですけど・・・。」
片寄「何言ってんの？七瀬さん。現場に戻るとか危険すぎるし、傷も完全に治ったとは言えないだろ？後は桐谷たちが片付けてくれるから安心して休めよ。」
七瀬「でも・・・。」
保健「今回はこの小僧の言うとおりだ。黙って安静にしてろ。」
保健の先生は消毒液を私の頬につける。
傷口がひりひりと痛んだ。
片寄「先生、もうちょっと優しくやってあげろよ。」
保健「うるせぇ、早くしないと約束の時間が来ちまうだろ？」
七瀬「・・・約束・・・？」
保健「保健の先生の中でとっても偉い先生が今日この学校に来てくださって会う約束をしてるんだ。その先生は私の同級生だからな。」
七瀬「いつですか？会うの。」
保健「五分後。」
ちょっ、え！！
七瀬「い、行ってください！早く早く！私の事は気にしないで行ってくださいよ。あ！私の面倒は片寄くんがやってくれるから、ね！？」
私は片寄くんにウィンクしてお願いポーズをした。
片寄「・・・ああ、先生は早く行ってください。俺が見てるから。」
保健「あらそう。じゃ、後は宜しく！」
保健の先生は遠慮の一つ言わず、白衣を脱いで保健室を出てった。
私と片寄くんは顔を見合わせた。
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ザン(プロフ) - すごく面白いです！！片寄くんと七瀬ちゃんがくっついてほしい！！ (2019年4月4日 22時) (
レス) id: cb7aaf877b (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - 北風さん» あ、あ、あ、あれ？ちゃんとやった気がしたんだけど・・・本当にすみません！！！ (2018年9月20日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
北風(プロフ) - まだオリジナルフラグ外されていませんが…コメント欄の上の方ご覧ください。設定キーワードの下にオリジナル作品って出てますよー (2018年9月19日 22時) (レス) id: b0822cf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - ゆずさん» すみません、ありがとうございます！忘れてました！本当にありがとうございます！！！ (2018年9月19日 21時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 作品を作る前にルールをご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月19日 7時) (レス) id: fd2ccb951f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さぁや | 作成日時：2018年9月7日 15時
