ストーリー３２ ページ33
男子が見せたのは私の大好きなくまたんのキーホルダーだった。
ミツバチのみつちゃんとくまたんがコラボした超レアなキーホルダー。
くまたんがケーキを作っていて鼻についたハチミツクリームにみつちゃんがのってるキーホルダーなんです。
これを手に入るのに1年はかかったであろうキーホルダーをなぜコイツが持っているんだ！！
私は怒りが込み上げてきたのを感じる。
七瀬「確かにそれは私のね。でも・・・。」
女子「言い訳はやめてもらえる？うっとうしい。」
だから・・・。
女子「もう、遅いの！あんたがやったことはどんなことか分かってもらうまで許さないから。」
私はなにも・・・。
女子「上位7人組もそうおっしゃってたし・・・。」
え・・・。
七瀬「7人がこうしろって？」
男子「ああ、相当怒り狂ってるって噂。」
嘘でしょ・・・。
私の中で何かが壊れる―。
壊れちゃう―。
七瀬「私は、何も―。」
女子「私たちもっと知ってるんだからね。先輩を誘ったってことを。」
先輩を誘った？
七瀬「いやいや先輩が私にちょっかい出したのよ！」
女子「なわけないわよ。本人から聞いたもの。」
は！？本人から？？いや、嘘だよそれ。
七瀬「先輩はほかの女子とも付き合ってるの！複数の女子と付き合ってるのよ！」
男子「誰がそんな事信じるんだよ。お前の事を信じるやつなんていねーよ。」
ちがう、ちがう、ちがう。
七瀬「わたしは・・・。」
先輩「また僕に罪を着せるつもり？」
七瀬「・・・先輩！？」
振り向くと、ポケットに手を入れて意地悪そうに笑う先輩がいた。
七瀬「それはどっちのセリフよ！」
もう、許さない。
先輩に向かって手を上げたら女子に押し倒された。
七瀬「・・・っ。」
先輩「ずいぶんひどい有様ですねぇ。」
先輩はしゃがんで私を見つめる。
先輩「聞いたところによると、友達を傷つけたって話だねぇ。」
七瀬「それは先輩の仕業でしょ！」
なんて最低なことを・・・。
私がまた言い返そうとすると先輩が耳元で
先輩「前のお仕置き。先輩を甘くみんなよ。」
と、ささやいた。
私は固まって動けなくなってしまった。
なんで・・・なんで・・・なんで私ばっかりこんな目に遭わなくちゃいけないの。
出ていく先輩をみて悔しさに涙が零れ落ちた。
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ザン(プロフ) - すごく面白いです！！片寄くんと七瀬ちゃんがくっついてほしい！！ (2019年4月4日 22時) (
レス) id: cb7aaf877b (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - 北風さん» あ、あ、あ、あれ？ちゃんとやった気がしたんだけど・・・本当にすみません！！！ (2018年9月20日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
北風(プロフ) - まだオリジナルフラグ外されていませんが…コメント欄の上の方ご覧ください。設定キーワードの下にオリジナル作品って出てますよー (2018年9月19日 22時) (レス) id: b0822cf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - ゆずさん» すみません、ありがとうございます！忘れてました！本当にありがとうございます！！！ (2018年9月19日 21時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 作品を作る前にルールをご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月19日 7時) (レス) id: fd2ccb951f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さぁや | 作成日時：2018年9月7日 15時
