ストーリー２３ ページ24
七瀬「私、何やってんだか。」
ここは、屋上。立ち入り禁止の札が張ってある屋上です。
保険室に行った後、私はお腹が痛いのでトイレに行ってきます、と嘘をついて屋上に逃げたんだ。
なんか、恥ずかしかったから・・・。
七瀬「しかも、あんな形で再会するとか・・・。」
私は、ため息をつく。
七瀬「私、昔っから早とちりだよね。本当に最悪。」
屋上でゴロンと寝転がる。
優しい風が吹き、私の髪を揺らす。
七瀬「先生にバレなかったのがせめてもの・・・なんだっけ？」
変なところで考え込む私。
って、ちゃうやろ！
七瀬「ううう、私ってどーして悲しい時苦しい時に余計なことを考え込んでしまうのーっ！」
ここから自分への愚痴が始まる。
七瀬「だいたい、あんたはね、思考が幼すぎる！もっと、冷静にならなくては！」
そーよ、私！
七瀬「皆にバカにされたでしょ？一応下っ端少女なんだから余計変なネーミングが増えないように頑張らなくちゃダメでしょ！」
うんうん。
七瀬「早とちり女とか、愚痴女とか・・・あれ？なんか自分の長所なくない？あれあれ？」
私はガバッと起き上がる。
七瀬「泣き虫・・・いやちがう。あ！ブス・・・ちがーう！あれれ？」
自分はどこがいいんだろ？
私がまた余計なことを考えてると、足音が近づいてきた。
七瀬「え・・・誰？先生・・・？」
私はおそるそる振り返ると、私を見下している一番会いたくなくて会いたかったイケメンが私を見下していた。
七瀬「・・・佐野。」
佐野玲於。私が資料室で怒鳴って、今一番謝りたいと思っている人だ。
佐野「・・・。」
佐野は黙って私の隣に腰掛ける。
沈黙。
互いに何も喋らない。
今だよね？謝るなら今しかないよね？
早まる鼓動を収めようと、親指でおへそを押さえる。
沈黙を破れ私！
カウントダウンをしたら言うのよ。せーのっ、
３
２
１
「あのさっ、」
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ザン(プロフ) - すごく面白いです！！片寄くんと七瀬ちゃんがくっついてほしい！！ (2019年4月4日 22時) (
レス) id: cb7aaf877b (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - 北風さん» あ、あ、あ、あれ？ちゃんとやった気がしたんだけど・・・本当にすみません！！！ (2018年9月20日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
北風(プロフ) - まだオリジナルフラグ外されていませんが…コメント欄の上の方ご覧ください。設定キーワードの下にオリジナル作品って出てますよー (2018年9月19日 22時) (レス) id: b0822cf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - ゆずさん» すみません、ありがとうございます！忘れてました！本当にありがとうございます！！！ (2018年9月19日 21時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 作品を作る前にルールをご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月19日 7時) (レス) id: fd2ccb951f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さぁや | 作成日時：2018年9月7日 15時
