ストーリー１７ ページ18
七瀬「近藤さん。」
近藤「ブーッ、けほっけほっ。なんやねん、お前が”さん”付けとか・・・。」
七瀬「私そんな常識知らずの女ちゃいますで。」
近藤「お前最近関西弁使うようになったな。俺の影響か？」
七瀬「ちがうよ。25パーセントは確かに近藤くんかもね。でも残りは去年の担任かな。」
近藤「ああ、あのハゲ男のことか。あいつも大阪出身やったな。」
七瀬「うん。ま、そんなことよりさちょっと聞いてくんない？この事話せるの近藤くんだけなんだから。」
近藤「お、おう？」
私は近藤ｋ・・さんに今までの話をした。もちろん名前と失恋を伏せて話した。
近藤さんはコーヒーを飲みながら一言も言わず黙って話を聞いてくれた。
それがかえって話しやすくなり自分の感情をぶちまけながら言えた。おかげでスッキリ！
近藤さんは話を聞き終わると考えるようなしぐさをして口を開いた。
近藤「お前はなんで嫌いな奴に酷いことを言ったって気にするの？別によくない？」
七瀬「よくない！！退学になったらどうすんの！？」
近藤「そんな高校やめて働け。」
七瀬「バッカじゃないの？高校を入学してすぐにやめた子にどんな仕事をさせてくれる人がいんのよー！」
近藤「じゃ、謝れば？」
七瀬「でも・・・。」
近藤「退学したいの？」
七瀬「分かったよ！謝ればいいんでしょ。」
近藤「うん。謝ればいい。でも、社会はそんな甘くないから謝罪の言葉は大袈裟にやればいいよ。」
七瀬「大袈裟にって？」
近藤「土下座や。俺も、昔上司に反論してクビの危機を感じたから大袈裟に謝ったら許してもらえたんや。」
七瀬「なるほど。明日さっそくやってみます。おばさんこれお金ね。じゃ、また。」
近藤「気ぃつけてな。」
私は鞄を抱きかかえて、ペコペコ頭を下げながらカフェを出た。
空は茜色に染まっていた。
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ザン(プロフ) - すごく面白いです！！片寄くんと七瀬ちゃんがくっついてほしい！！ (2019年4月4日 22時) (
レス) id: cb7aaf877b (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - 北風さん» あ、あ、あ、あれ？ちゃんとやった気がしたんだけど・・・本当にすみません！！！ (2018年9月20日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
北風(プロフ) - まだオリジナルフラグ外されていませんが…コメント欄の上の方ご覧ください。設定キーワードの下にオリジナル作品って出てますよー (2018年9月19日 22時) (レス) id: b0822cf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - ゆずさん» すみません、ありがとうございます！忘れてました！本当にありがとうございます！！！ (2018年9月19日 21時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 作品を作る前にルールをご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月19日 7時) (レス) id: fd2ccb951f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さぁや | 作成日時：2018年9月7日 15時
