ストーリー１２ ページ13
ガチャッ・・・キィー
古い扉が音を立てて開く。
資料室の中は、薄暗く古い書物や人体模型、標本などがずらーっと並んでいた。
教室や職員室と大違いの資料室に恐ろしさを感じる。
(なんでこんなところに集合させるのよ〜！)
私は、先生を恨んだ。
しかも、誰もいないし！
上位7人まだ来てないし！
外で待ってよ。
そう思って、出ようとしたら扉が勝手に閉まった。
え、えええ！！！
瞬間周りが真っ暗になって、何も見えなくなった。
失明してる人っていつもこんな感じなのかな〜！！
私は、怖くなって扉を開けようとしたら・・・
七瀬「キャッ！？」
後ろから腕を掴まれた。
七瀬「イヤー―――！！！」
そわらないで！近寄らないで！殺さないで！
七瀬「波阿弥陀仏、波阿弥陀仏。」
私が唱えていたら、腕を掴んだ人がクスッと笑った。
その瞬間資料室が明るくなり、頭上にあったくす玉がポンッと割れて
―遥ちゃんよろしく！―
と書いてある紙が私の頭に垂れた。
七瀬「・・・えと。」
私が戸惑っていたら腕を掴んでいた少年が私に向き直る。
長いまつげ、クシャクシャの髪、小さい顔
少年はヤバいくらいのイケメンだった！
七瀬「ドストライク・・・。」
ついボソッて言ってしまった言葉に少年は子犬のように笑った。
さすがにムッとした私は、言い返した。
七瀬「私のどこが笑えるんですか？」
少年は笑うのをやめ私の鼻をつつく。
少年「そ〜こっ！」
ズキュ〜ン(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
私の心のハートにキューピットの恋のハートが刺さった。
そんな私を見てまた笑う少年。
私倒れそう・・・。
クラッとしそうになったら、後ろから肩を叩かれた。
振り向いたら
七瀬「・・・ぐほっ！」
そこにはまたまたイケメン少年がいた。
クールっぽくて、とっても素敵な美少年だった(*´з`)
クール「お取込み中失礼ですが、時間がないんで始めましょうか。」
七瀬「始めるって・・・まさか・・・あんたら上位7人組！？」
少年「うん！！そうだけど、それが何なの？」
七瀬「いや・・・別に・・・。」
うっそーん！じゃ、このイケメンたちが私をこき使う人たち〜！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ザン(プロフ) - すごく面白いです！！片寄くんと七瀬ちゃんがくっついてほしい！！ (2019年4月4日 22時) (
レス) id: cb7aaf877b (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - 北風さん» あ、あ、あ、あれ？ちゃんとやった気がしたんだけど・・・本当にすみません！！！ (2018年9月20日 22時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
北風(プロフ) - まだオリジナルフラグ外されていませんが…コメント欄の上の方ご覧ください。設定キーワードの下にオリジナル作品って出てますよー (2018年9月19日 22時) (レス) id: b0822cf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
さぁや(プロフ) - ゆずさん» すみません、ありがとうございます！忘れてました！本当にありがとうございます！！！ (2018年9月19日 21時) (レス) id: 0e28084fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 作品を作る前にルールをご確認ください。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月19日 7時) (レス) id: fd2ccb951f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さぁや | 作成日時：2018年9月7日 15時
