チョコのような恋【チョコレート・ヴァンパイア】

4話目 ページ7

雪「あの白銀家兄妹が美崎家の両親を殺したんだ···！」


白銀紅(高２)
紅「6号ー！！どこ行ったー！」

白銀菫(高１)
菫「かくれんぼは楽しいー？」

白銀胡桃(高１)
胡桃「ごはん···」

白銀琥珀(高１)
琥珀「もらってくれば？あんまり食べすぎないようにね」

胡桃「うん」


雪「千代···もしかしてあいつらが捜してる"6号"···って」

「······」

女の子「······？」


バサｯ
千代はスーツのジャケットで女の子を隠した


千代「"6号"···って何？あなた名前は？」

女の子「な、なまえ···6号···が名前です、お兄ちゃん···お姉ちゃん···達もみんな番号···でした」

千代(状況が掴めない
兄姉がいっぱいいるの···？)

雪「この子···千代の妹？」

千代「······!?」

雪「だって顔立ちも声だって幼い頃の千代と似すぎてる
そうでなくても血縁者だとは思うんだけど」

A(白銀兄妹、千代似の女の子、っまさか!?)

千代「妹···、A？顔真っ青よ、大丈夫？」

A「え？あ、うん大丈夫！考え事してただけだから！」

雪(やっぱりAは連れて来ない方が良かったかな···Aにとって白銀家は消し去りたい過去だし···)

雪「でも、よく見たら髪も肌もボロボロ···血色も悪すぎる
慢性的な貧血状態なのかもしれない」

千代「一緒に歩ける？」


女の子は千代の問いに頷いた

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