検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:114,169 hit

17 ページ20

学校に着いてから薬のおかげか、ちょっとだけ楽にはなったけど、やっぱり体は重かった。





そんな私のところへさくらがやってきた。






『A大丈夫?なんか今日顔色悪いよ?』





「うん、ちょっと体が重たくて...でも薬飲んだから大丈夫。」





『ほんとに?無理しちゃだめだよ?もしだめだって思ったらすぐに言って?』





「うん、ありがとう。」




それから体育祭も始まり、体は重いまんまだったけどなんとか二人三脚と大縄跳びを終えた。





お昼になる頃にはだんだん薬の効果も切れてきて、外が暑いせいか、体もすごく熱かった。





私はさくらに一言言ってから保健室で少し休むことにした。
そんなときに三宅先輩に声をかけられた。





『Aちゃん、大丈夫?顔色悪い。』




そう言って三宅先輩は私のおでこを触る。




『すごい熱いじゃん!はやく保健室行こ!』




それから三宅先輩に支えられて保健室へ行った。
クーラーがきいてて、今の私にはすごくちょうどよかった。



『木村さん、大丈夫?無理してたんでしょ?』



って井ノ原先生こといのっち先生が声をかけてくれた。
いのっち先生はいつもおもしろくて、でも相談とか体調不良のときにはすごく頼りになる先生。




「ううん、無理なんかしてないよ。体温計もらっていい?」




先生から体温計をもらって測ってみると、





(38.4度...。)





自分の熱を見て驚いた。
でも、ここまできたらみんなに迷惑をかけたくないから、私は少し休んで戻ることにした。





『Aちゃんほんとに大丈夫なの?』





「大丈夫です。リレーのときには戻るので誰にも言わないでください。」





私が結構強めに言ったので、三宅先輩も心配そうな顔をしてたけど






『わかった。』






って同意してくれた。

18→←16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
設定タグ:V6 , 岡田准一 , 学生小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

たま - とってもきゅんきゅんしました!!!素敵なお話しありがろうごさいます!!。こんど余裕があればでいいので、健くんメインのお話し作っていただけないでしょうか?お忙しいと思うので、もしよかったらお願いしたいです! (2016年7月22日 11時) (レス) id: 20916fd074 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 次回やるんですね!めっちゃ楽しみにしてます。 (2015年8月1日 14時) (レス) id: 0c62695edb (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - あやかさん» ありがとうございます!いままた次回作作ろうかなって考えてるのでそのときはお知らせしますね◎ (2015年7月28日 23時) (レス) id: a1455757ba (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - キュンキュンしました!次の作品もぜひ読ませていただきたいですが、無理なさらずちぇるさんの ペースで更新していただけたら嬉しいです。待ってます^ ^ (2015年7月27日 0時) (レス) id: 084db1d81f (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 面白かったです。ありがとうございます (2015年7月26日 23時) (レス) id: 0c62695edb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちぇる | 作成日時:2015年7月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。