V6短編 (ページ18)

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ろくにんの0係 6 ページ18

昌「なんかパソコン乗っ取られたかも」

全-昌「は？」

快「え！？それってやばいじゃん！」

みんなであわてていると、突然健くんがパソコンの前に座り、キーボードを高速でたたき始めた

博「け、けん？」

健「あっ、俺さ前の部署でさ、逆探知とかやってたんだよねー」

剛「けん…そういう大事なことはもっと早く言えよな…」

健「ごめんごめん、だってパニクッてて忘れてたんだもん」

そんな会話をしながらも健くんの手は全く止まることはない

健「ついでに誰がやってんのかも調べてみる？」

昌「ほんとお前すげぇなぁ

ハッカーみたい」

准「かっこええなぁ…」

健「あっ、出てきた！…この人だれ？」

健くんが言うその人は普通のどこにでもいそうなおじさん

カシャ

後ろからシャッター音が聞こえ、振り返るといのっちがスマホを構えていた

相変わらず仕事が早い

快「この人…誰だ？」

博「井ノ原知ってんの？」

快「うーん…知ってる気がするんだけど、この顔普通すぎて特徴がねーんだよな」

いのっちが写真とにらめっこしてる間にパソコンの中のおじさんが急に慌てたような顔になって元のパソコンの画面に戻った

剛「あっ、消えた！」

昌「今のやつが乗っ取った犯人だな？」

健「うん、そうだと思う」

准「いのっちー、誰か分かった？」

快「うーん…びみょー」

准「どこにでもいそうやしな」

博「あっ、そうだ！」

昌「うぉっ！なんだよ長野

いきなりでかい声出すなって」

博「坂本くん、坂本くん！署長室！」

昌「あっ、やべぇやべぇ！

行くぞお前ら！」

剛「アヒャヒャ(爆笑)」

健「ごおっ、なに笑ってんだよ

早く行くよっ！」

剛「はいはい(笑)」

6人で階段を駆け上って署長室へ