V6短編 (ページ17)

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ろくにんの0係 5 ページ17

いつの間にか自分のデスクでパソコンを眺めている坂本くんのところへ行って画面を覗き込む

准「えーと、読むね？

"今から6人で署長室に来てくれ"だってさ」

健「まじで！？井ノ原くんが言う通りだったらオレらすげーよ！？」

剛「まあ、まだそうと決まったわけじゃねーけどな」

剛くんは口ではそんなことを言っていながらもいたずらっ子のような笑みを浮かべている

准「剛くん、なんか楽しそうやな」

そうコソッと尋ねると

剛「そりゃそーだろ

何だかんだ岡田も期待してんだろ？」

と返ってきた

返事の代わりにニコッと顔を向けると剛くんの男の俺でも惚れそうなかっこいい笑顔が

快「ねーねー、岡田と剛ってさ、なんでそんなに仲良いの？」

剛准「え？」

快「だってさ、さっきからずっとコソコソやり取りしてんじゃん？

だから、昔からの友達だったりするのかなーと思って」

博「確かに、2人で一緒にここ来たし、初めから敬語取れてたよね」

剛「いや、俺ら今日会ったばっかだよ？」

准「うん、ドアの前で丁度会ったんだよね」

剛「そうそう」

快「まあ、剛も岡田もさ、あんますぐ仲良くなったりしないタイプなのにすぐ解け込んだのはすごいよね」

健「へぇー、そうなんだぁ！

やっぱさ、なんか運命的なもんがあんだよ俺たち

ねぇ坂本くん」

昌「ん？おう、ってあれ？」

坂本くんがパソコンをカチカチいじっている

健「なに？」

昌「いや、ちょっとこれ見てみてくれ」

そう言われてパソコンを覗き込んだ健くんが「え！？」と素っ頓狂な声をあげた

博「どうしたの？」

昌「なんかパソコン乗っ取られたかも」