にゃんが七匹 ページ7
「兄上ー！！暴れてはダメです！」
「A！さつまいもが食べたい！！約束したはずだ！！さつまいも！！」
「ひぃぃ！！落ち着いて杏寿郎！！今運転中だから！！お願いだから暴れないで〜！！」
超デンジャラス。まだ千寿郎くんが三歳児になっていないのだけが唯一の救いである。
「A！！この間の戦いはまだおわっていない！！」
「終わったよ！私の勝ち、杏寿郎の負け！」
「違う！！まだだ！！俺はおれのせきむをまっとうする！！」
「何カッコつけてんのよ、五歳のくせに、責務ってなによ！」
運転しながらの言い合い。千寿郎くんが杏寿郎さんを抱きしめて、なんとか押さえてくれている。
「千寿郎！離せ！俺はAと戦う！」
「ダメです！兄上！！Aさん、今忙しいですから！！」
「嫌だ！Aとたたかう！！Aとたたかう！！」
私は千寿郎くんに耐えてもらうしか方法がない。
「杏寿郎、後で沢山さつまいもお菓子買ってあげるから」
「よもっ…」
「ここで大人しくしてたら、なんと！！」
「なんと？」
「スイートポテトもつけちゃう！！」
「よも、よもやー！！！」
こうして私と千寿郎くんは感動と安心、命の大切さを身に染みて感じながらフラフラと家にたどり着いたのであった。
＊＊＊
「さぁ、杏寿郎、お風呂に入るよ」
「いやだ！！スイートポテト食べる！！」
「あ、そうだった……買いに行かないと…」
「Aさん…僕と兄上(五歳)の二人だけにするおつもりですか……」
千寿郎くんは顔を真っ青にする。
「うん……そういうことになるね……今から私、さつまいもお菓子買いに行かないとだし……」
「千寿郎！！きさつたいしになろう！！」
「Aさん、早く帰ってきてくださいね……早く帰ってきてくださらないと、家が……どうなる事やら」
家がどうなる事やら……って、、お、恐ろしすぎる…
「わ、分かった。すぐに戻って来るね」
私は玄関に向かおうとすると、杏寿郎さんが腰辺りに抱きついてくる。
「え？どうしたの杏寿郎」
「嫌だ！！行かないで、俺もいく！！A！！」
「え、えぇ！！？ど、どー、え？」
さっきまで元気いっぱい杏寿郎！！だったのに、なんで急に甘えモードに……。
お母さん、やっぱり子育てって大変だね。
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丸(プロフ) - グミさん» わぁぁ！！グミさま〜！！お優しいコメントをありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡グミさまの心を少しでもホワホワさせることができたのなら幸いです！こちらこそ長い間お付き合い下さりありがとうございました！<(_ _*)> (1月30日 11時) (
レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - 途中まで読んでいて、でも忙しくて全然読めてなかったのですが、ちらっと除くと完結、と出ていたので一気読みしてしまいました！2人と別れる時、涙が溢れてきました。でも！再会できて良かったです！！しあわせになって、良かった…！コメント失礼しましたm(*_ _)m (1月30日 6時) (レス) @page50 id: 9cb77040e4 (このIDを非表示/違反報告)
丸(プロフ) - maxiahさん» お久しぶりです！maxiah様！(*´∇｀)心が浄化されましたか！それは光栄の極みです！！長い間おやすみしていたのにも関わらずお優しいお言葉胸にしみます(*/-＼*)素敵なコメントをありがとうございました！m(_ _)m (2022年4月7日 17時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
maxiah(プロフ) - お久しぶりに拝見させていただきました。はぁ心が浄化されます。好きです。 (2022年4月6日 22時) (レス) @page37 id: f2fb6597c0 (このIDを非表示/違反報告)
龝(プロフ) - 墨染さん» わぁぁ！墨染さまっ！こんばんは！こちらこそ、墨染さまとお話する時は安らぎの一時です！いつもありがとうございますm(_ _)mこれからも、墨染さまを幸せにできるようなお話作りを頑張ります…！（*´▽｀*） (2021年7月6日 22時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
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